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ソブリンリスク

日経ネットで「ソブリンリスク」という聞きなれない言葉を耳にしたのでちょっと調べてみたのですが、ソブリンリスクとは政府や中央銀行などの国家への融資における信用リスク、つまり国債や政府機関債が回収不能になるリスクのことを言います。

そしてこのソブリンリスクで今まさに問題になっているのがギリシャというわけですね。
ギリシャは様々な国から借金をしているのですが、貸主はそれらが回収不能になることを恐れ、ギリシャ国債に売りが殺到、格付け会社がギリシャのランクを下げたことで各国の株価やユーロが下落するなど、ギリシャ財政問題の影響は全世界に広がっています。

一方日本のソブリンリスクはどうなのでしょうか。
ギリシャの国家債務は現在GDP比113%とギリシャが1年で稼いだお金を全て借金の返済に回しても足りない額(!!)に達しているそうですが、
日本の債務残高はGDP比168%(GDPが約500兆円に対し借金は約900兆円!)と、数字だけで見るとギリシャより遥かに悪いんです!!

しかしギリシャが借金の多くを諸外国からしているのに対し、日本は借金の94%を国民からしています。
また日本人の個人金融資産は1400兆円あると言われており、この数字だけ見ると日本はギリシャほどのソブリンリスクは当面起こらないようです。

しかし日本は歳入と歳出の差が−50兆円ほどあるといい、このペースで借金が増え続けて外国にもお金を借りざるを得ない状況になるとしたら…

怖いですね!
「ギリシャの次は日本か」なんて言われる理由はどうやらこあたりなようです。

今回これらのことを知って、ギリシャの二の舞にならないように、僕たち国民は国に文句を言うだけでなくひとりひとりがもっと国のために考えていかなければいけないんだなあと思いました!


参考記事

http://manabow.com/somosomo/greece_debt_crisis.html


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100327-00000000-sh_mon-bus_all

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