2012年05月27日
ドライアイ その2
【シェーグレン症候群】
「シェーグレン症候群」は、原因不明の自己免疫疾患で、涙腺やだ液腺などの組織が破壊され、涙の水分やだ液などが分泌されなくなります。
シェーグレン症候群が原因の「ドライアイ」では、「目が開けられないほど痛む」などの強い症状が起こります。また、中高年の女性に多いという特徴があります。
シェーグレン症候群によるドライアイも、治療の基本は点眼薬の使用です。また、涙が排出される「涙点」にごく小さなプラグ(涙点プラグ)を挿入し、自分の涙をできるだけ目にためて目の乾燥を防ぐ方法もあります。
【マイボーム腺の分泌障害】
マイボーム腺は、油を分泌する組織で、その開口部がまつげの内側にあります。この油が涙の表面を覆い、涙の蒸発を防ぐのに役立っています。
マイボーム腺の働きが低下すると、油の分泌が低下したり、成分が変化して油が固くなったり、それによって開口部が詰まったりすることがあります。
マイボーム腺の分泌障害が原因の「ドライアイ」では、目の周囲を温めることで、固くなった油を液状に溶かし、分泌を促します。
目の周囲を温めるには、水にぬらして軽く絞ったタオルを電子レンジで適度に温め、それを目に当てるとよいでしょう。温めたあとは、ぬるま湯で目の周囲を洗います。
【結膜の炎症】
結膜の細胞からは、涙に含まれる「ムチン」が分泌されます。ムチンには、涙を目の表面に引きつける働きがあります。ところが、アレルギー性結膜炎などで結膜の炎症が慢性的に続くと、ムチンがうまく分泌されず、ドライアイが起こることがあります。この場合には、結膜の炎症を改善する治療が必要です。
ということで、「ドライアイ」についてでした。
ここに書いてあることはあくまでも参考としてくださいね。
ではまた、次回まで〜☆
「シェーグレン症候群」は、原因不明の自己免疫疾患で、涙腺やだ液腺などの組織が破壊され、涙の水分やだ液などが分泌されなくなります。
シェーグレン症候群が原因の「ドライアイ」では、「目が開けられないほど痛む」などの強い症状が起こります。また、中高年の女性に多いという特徴があります。
シェーグレン症候群によるドライアイも、治療の基本は点眼薬の使用です。また、涙が排出される「涙点」にごく小さなプラグ(涙点プラグ)を挿入し、自分の涙をできるだけ目にためて目の乾燥を防ぐ方法もあります。
【マイボーム腺の分泌障害】
マイボーム腺は、油を分泌する組織で、その開口部がまつげの内側にあります。この油が涙の表面を覆い、涙の蒸発を防ぐのに役立っています。
マイボーム腺の働きが低下すると、油の分泌が低下したり、成分が変化して油が固くなったり、それによって開口部が詰まったりすることがあります。
マイボーム腺の分泌障害が原因の「ドライアイ」では、目の周囲を温めることで、固くなった油を液状に溶かし、分泌を促します。
目の周囲を温めるには、水にぬらして軽く絞ったタオルを電子レンジで適度に温め、それを目に当てるとよいでしょう。温めたあとは、ぬるま湯で目の周囲を洗います。
【結膜の炎症】
結膜の細胞からは、涙に含まれる「ムチン」が分泌されます。ムチンには、涙を目の表面に引きつける働きがあります。ところが、アレルギー性結膜炎などで結膜の炎症が慢性的に続くと、ムチンがうまく分泌されず、ドライアイが起こることがあります。この場合には、結膜の炎症を改善する治療が必要です。
ということで、「ドライアイ」についてでした。
ここに書いてあることはあくまでも参考としてくださいね。
ではまた、次回まで〜☆
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