健康けっこうコケコッコ

健康って大切！

健康にまつわる小さなことを書いて行きますので、

宜しくお願いしますね〜☆

今回は、禁煙についてです。

禁煙できずにあきらめている方のため、

今回から３回に分けてご紹介しますね。

まず、「禁煙できないのはなぜ？」についてです。

【「ニコチン依存症」にかかっている】

禁煙がなかなか実行できないのは、喫煙者が「ニコチン依存症」という病気にかかっているからです。
たばこに含まれる「ニコチン」には、体内に入ると脳に働きかけて、快感をもたらす作用があります。ニコチンの血中濃度は喫煙直後が最も高く、１時間後にはゼロに近くなります。
長年ニコチンを摂取し続け、ニコチン依存症になっている人は、禁煙してニコチンの血中濃度が下がると、「たばこへの渇望感」「イライラ」「集中力低下」などの"禁断症状（離脱症状）"が現れます。
そのため、禁断症状を軽減し、ニコチンの血中濃度を保とうとして、たばこを吸ってしまうのです。

【心理的な依存がある】

心理的な依存は、長年の喫煙行動が生活パターンに組み込まれているために起きます。
例えば、喫煙している人を見ると、ニコチンパッチによる治療中のように、ニコチンの血中濃度が高いときでも、たばこが吸いたくなります。
これは、たばこを吸うという行為が、生活のなかでの習慣や癖、あるいは条件反射になっているからです。長年身についた生活パターンを変えるのは難しいため、たばこもやめにくいのです。

【健康被害をきちんと理解していない】

"たばこは健康によくない"と漠然と思ってはいても、具体的な健康被害を十分に理解していないと、禁煙の動機づけが弱まります。
喫煙習慣があると、「COPD（慢性閉そく性肺疾患）」などの呼吸器系の病気が起こりやすく、全身のあらゆる部位にがんが発生しやすくなります。
また、喫煙は動脈硬化を促進させる大きな要因であり、「心筋こうそく」や「脳こうそく」などを引き起こす危険性が高くなります。
さらに、たばこの健康被害は、本人だけでなく家族や周囲の人にも及びます。

ということで、「禁煙できないのはなぜ？」についてでした。

ここに書いてあることはあくまでも参考としてくださいね。

次回は「禁煙補助薬」についてご紹介しますね。

ではまた、次回まで〜☆