2015年09月21日
ボリンジャーバンドとは?
ボリンジャーバンドは、統計的な手法で、予想される株価の変動幅を表したものです。一般的に、25日移動平均線を中央線として、25日平均値との標準偏差、σ(シグマ)を使った、1σ線、-1σ線、2σ線、-2σ線、3σ線、-3σ線で構成されます(図のように3σ線、-3σ線がないものもあります)。-1σ~1σ線間で株価が変動する確率は、約68.3%、-2σ~2σ線間は、約95.5%、-3σ~3σ線間は、約99.7%となります。
株価は、移動平均線付近で推移する事が多く、過去、移動平均線からの乖離が大きくなった時は、振り子の原理で移動平均線付近まで値を戻しています。ボリンジャーバンドは、この考え方を利用して、投資タイミングを見極める指標です。具体的には、株価が、-3σ線、-2σ線当たりまで下落したら買い。逆に、3σ線、2σ線当たりまで上昇したら売りと言うように、判断します。
![ボリンジャーバンド.jpg](/jstockexpectation/file/E3839CE383AAE383B3E382B8E383A3E383BCE38390E383B3E38389-thumbnail2.jpg)
但し、注意が必要な事もあります。それは、直近の株価変動が小さく、ボリンジャーバンドの帯域が狭くなっている状態で、株価が乱高下した時です。たとえば、帯域が狭い時に、株価が-2σ線まで下がったので、もう下がらないだろうと考え、買いでエントリーしたとします。しかし、何かをキッカケとして株価がこの水準から急落した場合、ボリンジャーバンドが広がり出し、-2σ線も右肩下がりに推移し始めます。すると、株価も-2σ線に沿って、しばらく下落する事もありますので、注意が必要です。上述のトヨタ自動車(7203)の例では、8/20頃、株価が-2σ線より一気に下放れ、ボリンジャーバンドが拡大。図にはありませんが、-3σ線当たりまで急落している事が分かります。
株価は、移動平均線付近で推移する事が多く、過去、移動平均線からの乖離が大きくなった時は、振り子の原理で移動平均線付近まで値を戻しています。ボリンジャーバンドは、この考え方を利用して、投資タイミングを見極める指標です。具体的には、株価が、-3σ線、-2σ線当たりまで下落したら買い。逆に、3σ線、2σ線当たりまで上昇したら売りと言うように、判断します。
![ボリンジャーバンド.jpg](/jstockexpectation/file/E3839CE383AAE383B3E382B8E383A3E383BCE38390E383B3E38389-thumbnail2.jpg)
但し、注意が必要な事もあります。それは、直近の株価変動が小さく、ボリンジャーバンドの帯域が狭くなっている状態で、株価が乱高下した時です。たとえば、帯域が狭い時に、株価が-2σ線まで下がったので、もう下がらないだろうと考え、買いでエントリーしたとします。しかし、何かをキッカケとして株価がこの水準から急落した場合、ボリンジャーバンドが広がり出し、-2σ線も右肩下がりに推移し始めます。すると、株価も-2σ線に沿って、しばらく下落する事もありますので、注意が必要です。上述のトヨタ自動車(7203)の例では、8/20頃、株価が-2σ線より一気に下放れ、ボリンジャーバンドが拡大。図にはありませんが、-3σ線当たりまで急落している事が分かります。
株ブログ 関連記事
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/4202435
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック