2015年05月25日
PBR(株価純資産倍率)とは?
PBRとは、Price Book-value Raitoの略で、会社の純資産に占める時価総額の割合を表しています。時価総額とは、株価に発行済株式数を掛けたもので、市場における会社の評価額を表しています。市場の評価額が純資産に対して大きすぎれば、買われすぎ(株価が割高)。小さすぎれば、売られすぎ(株価が割安)と判断されます。まとめると下式になります。
![PBR.jpg](/jstockexpectation/file/PBR-thumbnail2.jpg)
一般的にPBRが1以上の銘柄は割高、1未満の銘柄は割安と考えられています。なぜ、PBR1未満の銘柄が割安かと言いますと、PBR1未満の銘柄は、万が一会社が倒産しても、純資産が株主への返済に当てられるため、返済能力が高いとみなされるためです。しかし、PBRが1未満だからと言って、必ずしも目先の株価が上昇するとは限りません。たとえば、業績が低迷し将来の成長シナリオが明確に示されない時は、たとえ超優良銘柄でも、PBR0.5を割って売られ続ける事もあります。上述は極端な例ですが、頭に入れておかなければならない事は、PBRは株価水準を判断する1つの指標に過ぎないため、PBRが1未満だからと言って、すぐに株を買うのではなく、PERやROEと言った他の評価指標も含めた総合的なファンダメンタルズ分析をした上で、将来性のありそうな複数の銘柄をピックアップし、ピックアップした銘柄の値動きを、定期的に眺めながら、テクニカル分析で売買のタイミングを考えて投資する。この過程の1部で活用するものだと言う事です。このような当たり前の事をキッチリこなすだけでも投資勝率を高める事ができます。また、PBRは業界別に比較するのが一般的です。たとえば、大手医薬品メーカーと輸送機器メーカーのPBRを比較すると、医薬品メーカーの方がPBRが高い傾向にある事が分かります。売買動向が異なると評価レンジも異なりますので、競合会社間で比較した方が、よりリアルな比較をする事ができます。
![PBR_PER_ROE比較.jpg](/jstockexpectation/file/PBR_PER_ROEE6AF94E8BC83-thumbnail2.jpg)
![PBR.jpg](/jstockexpectation/file/PBR-thumbnail2.jpg)
一般的にPBRが1以上の銘柄は割高、1未満の銘柄は割安と考えられています。なぜ、PBR1未満の銘柄が割安かと言いますと、PBR1未満の銘柄は、万が一会社が倒産しても、純資産が株主への返済に当てられるため、返済能力が高いとみなされるためです。しかし、PBRが1未満だからと言って、必ずしも目先の株価が上昇するとは限りません。たとえば、業績が低迷し将来の成長シナリオが明確に示されない時は、たとえ超優良銘柄でも、PBR0.5を割って売られ続ける事もあります。上述は極端な例ですが、頭に入れておかなければならない事は、PBRは株価水準を判断する1つの指標に過ぎないため、PBRが1未満だからと言って、すぐに株を買うのではなく、PERやROEと言った他の評価指標も含めた総合的なファンダメンタルズ分析をした上で、将来性のありそうな複数の銘柄をピックアップし、ピックアップした銘柄の値動きを、定期的に眺めながら、テクニカル分析で売買のタイミングを考えて投資する。この過程の1部で活用するものだと言う事です。このような当たり前の事をキッチリこなすだけでも投資勝率を高める事ができます。また、PBRは業界別に比較するのが一般的です。たとえば、大手医薬品メーカーと輸送機器メーカーのPBRを比較すると、医薬品メーカーの方がPBRが高い傾向にある事が分かります。売買動向が異なると評価レンジも異なりますので、競合会社間で比較した方が、よりリアルな比較をする事ができます。
![PBR_PER_ROE比較.jpg](/jstockexpectation/file/PBR_PER_ROEE6AF94E8BC83-thumbnail2.jpg)
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