2019年09月24日
ワインにまつわるお話
ワインのお話
毎年11月にはボジョレ・ヌーボーの解禁日がありますが、毎年楽しみにしています。
今年のワインはどんな味わいなのでしょうか?
ワインは、体にいいと思っている方が多いかと思います。
ワインの摂取により体にどんな効果があるのでしょうか?
う〜ん具体的にといわれると、わからないです。
ワインの体に及ぼす効果を調べてみようかと思います。
ワインの良いところ
1.ポリフェノールの作用
人間は呼吸やエネルギー代謝などで活性酸素というものを作り出します。
この活性酸素がタンパク質や糖質などの栄養素やDNAなどと結びつくことで、老化や生活習慣病を引き起こす原因となります。
各組織には抗酸化酵素があり、活性酵素をへらす役割を果たしています。
通常は、体内にある抗酸化酵素によって活性酸素を減らすのですが、活性酸素量が多くなると体内の抗酸化酵素では除去できず、残ってしまいます。
これが生活習慣病や老化などの原因となります。
ワインにはポリフェノールが多く含まれていますが、ポリフェノールには抗酸化酵素を多く含んでいます。
「ワインを飲むと良い」と言われるのは、体内に残ってしまった活性酸素を限りなく少なくするからです。
それから、ポリフェノールには様々の種類があって、それぞれ効果が異なります。
赤ワインに含まれるポリフェノールはアントシアニンと呼ばれるもので、視力回復の効果があります。
赤ワインの中に含まれるタンニンやアルコールとの相互的に作用して、心疾患や脳疾患の予防効果もあります。
2.赤ワインと血糖値と脂質との関係
食事前に水を飲用した患者とワインを飲用した患者とでは、ワインを飲用した患者の方が、食後の血糖値の上昇が抑えられたとの研究結果があります。
また、赤ワインに含まれるポリフェノールの作用によって、脂質の改善効果もあるとの研究結果もあります。
3.赤ワインVS白ワイン
赤ワインにはポリフェノールが多く含んでいますが、白ワインの方はどうでしょうか?
魚料理には「白ワイン」と言いますが、それにはちゃんとした理由があるようです。
白ワインには強い殺菌作用があるからです。これは、アルコールと有機酸との相乗効果で生まれるものです。
魚貝類に発生しやすい赤痢菌、サルモネラ菌、大腸菌などの食中毒菌に対して強い殺菌効果を示します。
食中毒の原因には、海産物によるものが多いですが、これらに対して非常に効果的です。
ワイン摂取の適量は??
一人旅でヨーロッパに旅行したことがあります。
一人でバールやトラッテリアに行くと、ご夫婦や友人同士でボトルを頼んで、みんなで飲んでいます。
外国の人はどれくらいワインを飲んでいるのか?
ちょっと疑問に思い、「一人あたりどれくらい飲んでいるのか?」を観察をしたことがあります。
男女5人組のグループのテーブルに出てきたのは、ハーフとフルの中間サイズのボトルが1本。
上品なワイングラスに大体8割くらいの量を入れたところをチェックしてから観察開始。
約1時間半から2時間程度でお開き。
で、肝心なワインの摂取量は、よくしゃべるおっちゃんでグラスに2杯。
女性もいましたが、1杯程度。ちなみに他の種類のお酒とちゃんぽんはしていませんでした。
グラスの中身は誰も残しておらず、ボトルもきっちり空いていました。
「ワインは悪酔いする」などと聞いたことがあります。確かにアルコール度数は高いです。
ワイン文化の方々は、家でも飲むのでしょうから、自分の限界を心得ているのかもしれませんね。
適切な摂取量はどれくらい?
「健康日本21」(平成25年度)では、
「生活習慣病のリスクを高める飲酒量」を、1日当たりの純アルコール摂取量が男性で40g以上、女性で20g以上と定めています。
アルコール摂取量の計算方法は、
お酒の量(ml) × アルコール度数/100 ×0.8(アルコールの比重)= 純アルコール量(g)です。
アルコール摂取量の計算方法は、
お酒の量(ml) × アルコール度数/100 ×0.8(アルコールの比重)= 純アルコール量(g)です。
前のお話で、よく喋ったおじさんの飲んだワインの量は大体コップ2杯で400ml程度とすると、
400×14.5/100×0.8=46.4g もうこれ以上は飲めないという量ですね。
少々基準量を超えていますが、翌日以降の飲酒量で調整すれば大丈夫な量です。
女性の方もコップ1杯でしたので、その半分ですし、みんなが適度の量を飲んでいることになります。
余談ですが、飛行機内は気圧が低いですから、少量でも酔いやすいです。
特に炭酸を含む酒類には特に注意しましょう。腹部膨満感も強くなります。
吐き気や腹痛の元になる可能性があります。
おすすめのワイン
ワインやお米、洗剤、トイレットペーパーは通販で購入しています。
マンション暮らしなので、一つ一つが思いため、女手で持ち上げるのは結構たいへんですよね。
通販を上手に利用して買い物の手間も省くことで、時短につなげています。
ボルドーワイン
やや辛口で深みのある味わいです。タンニンの程度もちょうどいい感じです。
やはり世界の定番でしょうか?
何を頼んで良いかわからない場合は、「XXコンクール金賞」などのラベルがあるものを選ぶとよいでしょう。
甲州ワイン
国産品の一番手は、ワイン処の甲州産のワイン。
スッキリとした飲み口で、和食にあうテイストです。
甲州種の白ぶどうには、「プロリン」というアミノ酸の一種である成分が含まれています。
プロリンは、コラーゲンを修復する力をもち、肌に潤いを持たせる天然保湿成分です。
甲州種にはヨーロッパ系の白ぶどう種の2〜3倍のプロリンが含まれています。
上のワインのうち左側のはなんと一升瓶です。
一升瓶って、日本酒文化の影響でしょうか?
他の産地でもあります。
例えば、長野県産の「五一ワイン」もあります。
一升瓶ですから、瓶の大きさを揃えないと、同時発送は難しいです。
カリフォルニアワイン
家飲みで、お手軽に済ませたい、ちょっと違う味を楽しみたい…
格安のカリフォルニアワインです。赤白ともにコストコでも見かけます。
初めて試飲したのがこちらでした>>San Antonio Winery のHP(英語のみ)
これと一緒に、このワイナリーのブランドのワインを買いました。
香りや味わいが独特なワインで、濃いお食事にピッタリです。
この他にもニュージランドのキウイワイン、ドイツのりんご酒なんかはとても印象に残っています。
身近な果物で、ワインを作れたらいいと思いますが、日本では酒税法の細かい規定があります。
梅酒や杏は漬けておいてもいいのですが、ぶどうはだめとか…。
あまりの面倒くささに、手を出さないのが現状ですね。
欲しい物があれば、消費税率が上る前に購入をおすすめしたいです。
今日はこのへんで。ごきげんよう。
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