2010年12月18日
鬼束さん暴行事件の記事がひどい
今週は、ついカッとなってスケジュール管理の仕事を乗っ取ったらまぐれで自作のスケジュール通りに仕事が終わってしまい、今週は休日出勤しなくてよくなった^^
さて、土曜の朝にぐうたらとネットのニュースを見ていたら・・
DV被害の鬼束ちひろ、近づいた相手が悪かった?
がひどすぎる。
・ ・ ・
シンガー・ソングライターの鬼束ちひろ(30)が、市川海老蔵も顔負けの暴行被害を受けていた。鬼束に重傷を負わせたとして、傷害罪に問われた元交際相手の無職、古宮裕輔被告(39)の初公判が16日、東京地裁(岡部豪裁判官)で開かれ、検察側は、鬼束が海老蔵級のケガを負っていたことを明かした。
起訴状によると、古宮被告は今年8月18日午前6時ごろ、渋谷区内のマンションで鬼束の顔を殴ったうえ、床にたたきつけ、両目を指で突くなどし、全治1カ月の重傷を負わせたとされる。(夕刊フジ)
(中略)
古宮被告は傷害など前科5犯。190センチ近い長身でプロレスラーのように胸板が厚く、スーツ姿で出廷した際は、首の後ろや両腕の入れ墨が見え隠れした。
法廷では、今年3月にも路上などで面識のない男性に暴行を加えたとされ、傷害罪で追起訴されていたことが判明。これに対しては「そこに行った記憶がない」と全面否認した。海老蔵と同様、鬼束も近づいた相手が悪すぎたようだ。
・ ・ ・
まず、加害者の立場からこの記事を読むと、
傷害の前科があるやつには近づくな。というメッセージが読み取れる。
「他人を傷つけたやつだから今度は自分を傷つけるかもしれない」と考えるのは間違っていないが、
最後の「近づいた相手が悪すぎたようだ。」という『教訓』を全員が忠実に実行してしまうと、前科者は刑務所から出てきても誰からも口をきいてもらえなくなる。
となると、前科者に残された、社会との付き合い方は、社会から離れて山籠りでもするか、無差別殺人などで自分の存在をアピールすることしかない。
そもそも、懲役XX年とかの刑罰は、犯罪を犯した者が社会に戻るためのプロセスではないのか。
前科者に近づくなと言うなら、いっそのこと刑罰は死刑か終身刑だけにしろ!と、
犯罪者が社会に戻ってこれないようなシステムの制定を堂々と主張してもらいたい。
(本当に主張したら瞬間的に廃刊になると思うが)
さて「傷害の前科があるやつには近づくな」に話を戻すと
誰だって犯罪者になってしまうことがあるわけで、
ちょっとした精神的な不安定とか、ちょっとした因縁をつけられたとか、
常に会社とかで上からストレスを受けていたとか、
(鬼畜米英を撃滅せよと言われたとか・・・)
そういうことで犯罪者になってしまう。
自分のことを話すと、休職中に何回か、混んでいる電車に乗るとパニック障害が起こっていてもたってもいられなくなり、大声を出したくなったことがある。その時は何とか次の駅まで持ちこたえて、降りて休んで、また電車に乗れたけれど。その時に因縁でもつけられていたらぶん殴っていたかもしれない。
鬱になる前は電車の中で大声で何か言ってたり、車掌のまねしていたりする人は自分とはかかわりのない人だと思っていたけれど、自分自身が精神的に不安定になると、そういう人も普通の人なんだろうな、と思うようになった。
前科があるからと言って、付き合うべきでない人だと決めつけるのは何か根拠があるのだろうか?
加害者側からの話だけでやたらと長くなってしまったが(汗
被害者である鬼塚さんの立場からこの記事を読むと、
前科者に近づいた、鬼塚さんにも非がある。と読める。
これはセカンドレイプであり、被害者をさらに傷つける発言である。
売り言葉に買い言葉で起こった事件なら、殴られたのも仕方ないかな、ということもあるけれど、
今回に関してはそういうことではない。
無理やりあらさがしをすれば、自分よりマッチョな人と2人きりの状態になるなぐらいしか導き出せない。
あとは、何回目かの登場だが「前科者に近づくな」ということだが、
逆に社会的地位が高い人の場合、ちょっとした事を起こしてももみ消せるということもあるしなぁ・・
加害者のところでも書いたけど、山籠り、または引きこもりくらいしか方法がないよな。
あと、所詮夕刊フジだから人の気を引くことしか考えてないんだろうけど、
ケンカによる海老蔵さんの負傷と、一方的な暴行による鬼束さんの負傷を並べて共通点をあげつらうことは、鬼束さんをセカンドレイプすること以外に何の意味もない。
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さて、土曜の朝にぐうたらとネットのニュースを見ていたら・・
DV被害の鬼束ちひろ、近づいた相手が悪かった?
がひどすぎる。
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シンガー・ソングライターの鬼束ちひろ(30)が、市川海老蔵も顔負けの暴行被害を受けていた。鬼束に重傷を負わせたとして、傷害罪に問われた元交際相手の無職、古宮裕輔被告(39)の初公判が16日、東京地裁(岡部豪裁判官)で開かれ、検察側は、鬼束が海老蔵級のケガを負っていたことを明かした。
起訴状によると、古宮被告は今年8月18日午前6時ごろ、渋谷区内のマンションで鬼束の顔を殴ったうえ、床にたたきつけ、両目を指で突くなどし、全治1カ月の重傷を負わせたとされる。(夕刊フジ)
(中略)
古宮被告は傷害など前科5犯。190センチ近い長身でプロレスラーのように胸板が厚く、スーツ姿で出廷した際は、首の後ろや両腕の入れ墨が見え隠れした。
法廷では、今年3月にも路上などで面識のない男性に暴行を加えたとされ、傷害罪で追起訴されていたことが判明。これに対しては「そこに行った記憶がない」と全面否認した。海老蔵と同様、鬼束も近づいた相手が悪すぎたようだ。
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まず、加害者の立場からこの記事を読むと、
傷害の前科があるやつには近づくな。というメッセージが読み取れる。
「他人を傷つけたやつだから今度は自分を傷つけるかもしれない」と考えるのは間違っていないが、
最後の「近づいた相手が悪すぎたようだ。」という『教訓』を全員が忠実に実行してしまうと、前科者は刑務所から出てきても誰からも口をきいてもらえなくなる。
となると、前科者に残された、社会との付き合い方は、社会から離れて山籠りでもするか、無差別殺人などで自分の存在をアピールすることしかない。
そもそも、懲役XX年とかの刑罰は、犯罪を犯した者が社会に戻るためのプロセスではないのか。
前科者に近づくなと言うなら、いっそのこと刑罰は死刑か終身刑だけにしろ!と、
犯罪者が社会に戻ってこれないようなシステムの制定を堂々と主張してもらいたい。
(本当に主張したら瞬間的に廃刊になると思うが)
さて「傷害の前科があるやつには近づくな」に話を戻すと
誰だって犯罪者になってしまうことがあるわけで、
ちょっとした精神的な不安定とか、ちょっとした因縁をつけられたとか、
常に会社とかで上からストレスを受けていたとか、
(鬼畜米英を撃滅せよと言われたとか・・・)
そういうことで犯罪者になってしまう。
自分のことを話すと、休職中に何回か、混んでいる電車に乗るとパニック障害が起こっていてもたってもいられなくなり、大声を出したくなったことがある。その時は何とか次の駅まで持ちこたえて、降りて休んで、また電車に乗れたけれど。その時に因縁でもつけられていたらぶん殴っていたかもしれない。
鬱になる前は電車の中で大声で何か言ってたり、車掌のまねしていたりする人は自分とはかかわりのない人だと思っていたけれど、自分自身が精神的に不安定になると、そういう人も普通の人なんだろうな、と思うようになった。
前科があるからと言って、付き合うべきでない人だと決めつけるのは何か根拠があるのだろうか?
加害者側からの話だけでやたらと長くなってしまったが(汗
被害者である鬼塚さんの立場からこの記事を読むと、
前科者に近づいた、鬼塚さんにも非がある。と読める。
これはセカンドレイプであり、被害者をさらに傷つける発言である。
売り言葉に買い言葉で起こった事件なら、殴られたのも仕方ないかな、ということもあるけれど、
今回に関してはそういうことではない。
無理やりあらさがしをすれば、自分よりマッチョな人と2人きりの状態になるなぐらいしか導き出せない。
あとは、何回目かの登場だが「前科者に近づくな」ということだが、
逆に社会的地位が高い人の場合、ちょっとした事を起こしてももみ消せるということもあるしなぁ・・
加害者のところでも書いたけど、山籠り、または引きこもりくらいしか方法がないよな。
あと、所詮夕刊フジだから人の気を引くことしか考えてないんだろうけど、
ケンカによる海老蔵さんの負傷と、一方的な暴行による鬼束さんの負傷を並べて共通点をあげつらうことは、鬼束さんをセカンドレイプすること以外に何の意味もない。
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