2010年10月21日
橋下知事、首長の育休は「世間知らず」
相変わらずこの人の暴言は止まらないですねぇ・・
橋下知事、首長の育休は「世間知らず」
湯崎英彦・広島県知事や倉田哲郎・大阪府箕面市長の育児休暇取得に対して、大阪府の橋下徹知事は21日、「(育休を取る)機運を醸成するというが、休もうと思っても休めないのが今の日本の現状だ。世間を知らなすぎる」と批判した。
橋下知事は報道陣に、「世間が育休を取れる環境をしっかり作るのが政治、行政の役割」と持論を展開。知事には7人の子どもがいるが、弁護士時代を含めて育児休暇は取得したことがないといい、「公務員や首長は最後に育休を取っていくのが筋だ」と述べた。
これに対する広島県の湯崎知事のコメント。
イクメン知事、橋下知事に「大きなお世話」
男性首長に「育児休暇」取得の動きが広がっていることをめぐり、大阪府の橋下徹知事が21日、「世間を知らなさすぎる」などと批判したことに対し、第三子誕生後の取得を表明している広島県の湯崎英彦知事は同日、「大きなお世話だ」と反論した。
橋下知事は「休もうと思っても休めないのが日本の現状だ。世間が育休を取れる環境をしっかり作るのが政治、行政の役割。首長は最後に取っていくのが筋だ」などと指摘。湯崎知事は「見解の相違」としたうえで、「県でもいろいろな方法で、育児休暇を取りやすい環境作りを進めており、(自身の取得も)その一環のつもりだ」と語った。
いろいろと橋下知事の発言に対して思うことがあるんですが、
1.上司が休まないと、部下も休みにくい。先輩や同僚が休まないと、一人だけ休みを取りにくい。これが日本の現状だ。
この一連の出来事で、広島県庁は育休がとりやすくなり、大阪府庁ではとりにくくなった。
2.権利は使ってこその権利だ。有休があるけれど使えないのと、有休がないのは実質的に同じではないか。
3.休暇により業務に支障が出るなら問題だが、そうでない時点で感情的に批判するのは間違っている。
また、業務への影響の面で考えるならば、トップだろうが下っ端だろうが、業務のやりくりを無視して休めば問題があるし、業務に支障が出ないように休むなら問題がない。首長だけは特別、ということはない。
ちょっと蛇足:むしろいないほうが業務がスムーズになる阿久根市長に、橋下知事は好意的な発言が多いですが・・?
4.自分が育休を使ったことがないことを引き合いに出しているが、そういうことを言うから、1のようなことが起こる。
会社員の公務員批判(一例として「あいつらは楽な仕事でいつでも休める」)のような、権利を使わない/使えない自慢合戦をすることは、労働者全体の権利を縮小させる。
使うほうが問題なのではなく、使わない/使えないほうが問題であり、そっちのほうを改善し、みんなが使えるようにするべきでないか。
5.この人に「世間を知らない」とは言われたくない。
今までいろんな人や団体を汚い言葉で批判してきたが、批判した対象をどれくらい知っていて批判していたのか。
人は誰でもよい面と悪い面があり、間違いを犯すこともある。自分には悪い面ばかり見えていても、そうでない部分もあると、人生経験を積むとわかってくる。
ひとつの出来事だけで全てがだめなように言う橋下知事のほうが、世間を知らなすぎる。
どうにかならないかな、この人。
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橋下知事、首長の育休は「世間知らず」
湯崎英彦・広島県知事や倉田哲郎・大阪府箕面市長の育児休暇取得に対して、大阪府の橋下徹知事は21日、「(育休を取る)機運を醸成するというが、休もうと思っても休めないのが今の日本の現状だ。世間を知らなすぎる」と批判した。
橋下知事は報道陣に、「世間が育休を取れる環境をしっかり作るのが政治、行政の役割」と持論を展開。知事には7人の子どもがいるが、弁護士時代を含めて育児休暇は取得したことがないといい、「公務員や首長は最後に育休を取っていくのが筋だ」と述べた。
これに対する広島県の湯崎知事のコメント。
イクメン知事、橋下知事に「大きなお世話」
男性首長に「育児休暇」取得の動きが広がっていることをめぐり、大阪府の橋下徹知事が21日、「世間を知らなさすぎる」などと批判したことに対し、第三子誕生後の取得を表明している広島県の湯崎英彦知事は同日、「大きなお世話だ」と反論した。
橋下知事は「休もうと思っても休めないのが日本の現状だ。世間が育休を取れる環境をしっかり作るのが政治、行政の役割。首長は最後に取っていくのが筋だ」などと指摘。湯崎知事は「見解の相違」としたうえで、「県でもいろいろな方法で、育児休暇を取りやすい環境作りを進めており、(自身の取得も)その一環のつもりだ」と語った。
いろいろと橋下知事の発言に対して思うことがあるんですが、
1.上司が休まないと、部下も休みにくい。先輩や同僚が休まないと、一人だけ休みを取りにくい。これが日本の現状だ。
この一連の出来事で、広島県庁は育休がとりやすくなり、大阪府庁ではとりにくくなった。
2.権利は使ってこその権利だ。有休があるけれど使えないのと、有休がないのは実質的に同じではないか。
3.休暇により業務に支障が出るなら問題だが、そうでない時点で感情的に批判するのは間違っている。
また、業務への影響の面で考えるならば、トップだろうが下っ端だろうが、業務のやりくりを無視して休めば問題があるし、業務に支障が出ないように休むなら問題がない。首長だけは特別、ということはない。
ちょっと蛇足:むしろいないほうが業務がスムーズになる阿久根市長に、橋下知事は好意的な発言が多いですが・・?
4.自分が育休を使ったことがないことを引き合いに出しているが、そういうことを言うから、1のようなことが起こる。
会社員の公務員批判(一例として「あいつらは楽な仕事でいつでも休める」)のような、権利を使わない/使えない自慢合戦をすることは、労働者全体の権利を縮小させる。
使うほうが問題なのではなく、使わない/使えないほうが問題であり、そっちのほうを改善し、みんなが使えるようにするべきでないか。
5.この人に「世間を知らない」とは言われたくない。
今までいろんな人や団体を汚い言葉で批判してきたが、批判した対象をどれくらい知っていて批判していたのか。
人は誰でもよい面と悪い面があり、間違いを犯すこともある。自分には悪い面ばかり見えていても、そうでない部分もあると、人生経験を積むとわかってくる。
ひとつの出来事だけで全てがだめなように言う橋下知事のほうが、世間を知らなすぎる。
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