2016年02月13日
ガリ傷は直した方が得?
どの程度がガリ傷なの?
車を売却する際に質問されることが多い「ガリ傷」についてお答えします。
まず車のガリ傷とは、コンパウンド(研磨剤)で消せないようなもので、塗装を超えて地が出てしまっている状態を言う事が多いです。
よく四隅にあるこのような傷ですね。
ちなみにここまで酷くなく、爪を滑らせてみても入り込まないような傷は、コンパウンドと呼ばれる研磨剤で磨くことにより消えます。 クレンザーでシンクを磨くみたいなイメージでしょうか?
塗装をいうのはある程度の厚みがありまして、磨いてもすぐに塗装が無くなるわけではありません。 ただ、高級車と軽自動車では倍以上の厚みがありますので、車種によっては磨きすぎに注意しましょう。
最近よく耳にします
「ガラスコーティング」
などをする際も、下地処理として磨きをかけてからコーティングをします。 素人でもできないことはないですが、専門の機械(ポリッシャー)がないと、全体は無理です。 少し擦ったくらいだったら、ホームセンターでコンパウンドを買ってやってみて下さいね。
傷があってもそのままの方が良い
本題に入りますが
「ガリ傷を直して売った方がいいのか?」
という点においては、そのままの売った方がいいと思います。
結論を先に言うと、
「直した額よりプラスされることはほとんどない」
ということです。
一般の方が板金屋(傷を直したり、塗装してくれる所)に出したら、結構お金をとられます。 しかも、その板金屋が下手だったりすればマイナスポイントになってしまうことだってある。 時間もかかるしね。
「買い取り業者」や「車屋」はお抱えの板金工場を持っている、ないし、提携工場が必ずあるので、一般の人が出すより安く済みます。 ですので、個人で直して持って行くより、そのまま出した方が手間もかからず、トータルで見るとお得になることが多いです。
もし、大きく減額されてしまったら
「ちょっとヒドイので、大きく減額させてもらいますね。」
と言われてしまった。どうしよう・・・
と思ったら、何店舗か渡り歩く、もしくは一括査定などに出して競わして下さい。
あくどい車屋は足元を見てきますので、大きな傷などがあるとそこばかりを突いてきます。 どーしようもない傷というか、ベコベコの場合はある程度諦めてもらうしかないですが、上のような写真の傷でかかる金額は数万円です。
四隅全部傷がある状態だと、10万円減額は覚悟しなきゃならないですが、一か所くらいなら大した減額もなくいけますよ。
車なんちゃ、毎日外を走っているわけだから、少しくらいの傷ならビビらずに査定に出してみましょう。
タグ:傷
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