2018年08月16日
甥の登校拒否!理由はいまだ不明のまま?
「ばば2」
ばばあの甥は小学6年生から徐々に休みがちになり、学校へ行く日が少なくなってきました。何か理由があるのでしょうが、義妹もばばあの弟もわからない。
色んな病院に行っても別に問題もなく、心療内科で受診しても中々喋らないので、解らないのですが、今は大学へ行っています。何が彼を変えたのでしょうか?
1.甥が5歳の時から父は海外赴任
甥は幼児期の時からばばあの弟が海外へ赴任し、年に帰国するのは数回なのです。義妹も一緒に行くべきだったのかもしれませんが、ばばあの両親が自宅にいたのと、ばばあの母親は大病をし、体が不自由だったのです。
義妹は海外での生活は無理と言いつつ日本に残ってくれたのです。
2.祖父は機嫌が悪いと大声で怒鳴る
そんな時は小さいながらも義妹をかばうような生活をしていたのです。甥の姉に当たる姪は温和な性格の為、トラブルを回避するような立ち振る舞いをしていたようですが、甥に関しては真っ向から向かっていくようでした。
3.小学6年生ぐらいになると学校も休みがち
父親は海外、義妹は仕事で19時ぐらいの帰宅になり、不憫な思いをさせていたので、どうしても両親は甥に対して甘くなるのです。
欲しい物はすべて買い与えられ、当然塾へ行ってもすぐやめてしまうのです。学校に行かず一人自宅にこもる生活になるのです。
4.学校へ行くように促すと暴れる
段々と甥の行動がエスカレートし、中学の頃には殆ど学校に行く事はありません。そして強引に義妹が学校へ行かせようとすると、暴れたり、義妹に暴力を振るうようになってきたのです。
経済的には恵まれてはいたのですが、幼少期より寂しい思いをしていたのは事実かもしれません。
5.中学3年ばばあの次男が家庭教師に
そんな状態が続く中、甥をこのままではいけないと感じ、ばばあの次男の意見で週2日間、家庭教師へ行く事になりました。
ばばあの、次男の考えは「長く学校へ行っていないので、授業にはついて行く事は出来ないはずなので、何か得意分野を作ってあげる事が近道ではないだろうか?」でした。
週2回の授業はばばあの次男の得意科目(大学の数学科)を根気よく中学レベルまで持って行く事でした。徐々に心を開いていくようになり、少しずつ自信も付いてくるようになりました。
6.保健室での授業が出来るようになる
1日中学校にいる事はありませんが、少しずつ保健室で授業を受けるようになりました。そして、数学の楽しさも感じ始めていたようで、数学の授業へは参加するようになりました。
テストの結果も平均点にちかづいてくるのです。卒業間近では自分で、数学は誰にも負けないと言えるぐらいになりました。甥は何らかの理由により自信を無くして学校へ行けなくなっつていたのではないでしょうか。
7.得意になった数学を延ばす
高校受験とは表向きで、推薦で電気関係の学校へ行く事になりました。本人も自分のレベルをわかっているし、数学では高校でもクラスでトップを取ることが出来ると楽しんで、学校へ行くようになりました。
高校に入学後は学校を休むことなく行く、ばばあの弟も義妹もやっと安堵の日々が送れるようになったのです。甥が受験した高校は学生時代から将来に向けての資格を取らせることに重点を置いた学校でした。その校風もあっていたのでしょう。
そして、今では系列の大学で、将来に向けての資格取得を中心とした大学生活を送っているようです。以前は挨拶もせず、隠れていたおいですが、きちんと挨拶もでき、表情も明るくなりました。
まとめ
・甥が幼児期より父親が単身海外へいく・祖父は機嫌が悪いと大声でどなる
・小学6年生ぐらいから学校を休みがち
・学校へ行くように促すと暴れる
・中学3年ばばあの次男が家庭教師に行くようになる
・少しずつ心を開き自信が持てるようになり、保健室での授業を受けるまでに回復
・得意科目が出来て自信が持てるようになる
・高校では得意分野を生かす学校で、資格取得の中心の高校で学校方針が甥に合うようだ
・大学は高校の延長の学校で、資格取得が中心の大学
甥が心を閉ざした理由は解らないのですが、「数学」という自分だけの得意分野を得る事により、甥は道が開け、自分に自信が持てるようになりました。
今では大学も休むこともなく、資格取得の為の勉強は進んでするようです。試験慣れをしているせいか車の免許も早く取得することが出来ました。
人は自信喪失することで道を誤ることが多いのかもしれません、すべてが優秀である必要はないのです。一つでも負けない取り柄があることで頑張って道は開けて行けるのではないでしょうか。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7999673
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック