2018年11月28日
デイサービス選びどうしてますか?選び方のポイントを紹介!下調べはしっかりしましょう!
「ばば2」
ばばあの母親は60歳の時に大病をして、その後は病院からリハビリ病院その後デイサービスの利用と言う流れをしてきました。しかし、今回は骨折をして入院その後リハビリ病院、デイサービスと言う流れに変わりました。
以前とは目的が違ってきているので、再度デイサービスを検討しなくてはなりません。その時の選び方のポイントをご紹介します。ご参考にしてみてください。
1.デイサービスとは
毎日、自宅で介護している人の負担は計り知れないものです。実際に家庭でみている人と介護される側の両方にストレスがたまるものです。
今や老々介護が当たり前の時代になっています。体力的にも年寄りが支え切るには限界もあります。ばばあの両親は2人ともデイサービスを利用していたのですが、父親が自宅で転んでしまい、母が支えようとして自分も転び骨折をしてしまったのです。
ばばあの両親のような事は多々あることですし、昔は「お嫁さんが義理の両親を介護するのが当たり前」と言われていましたが、今や子供の数も多くないので自分の親は自分がみる時代になってきています。
遠くに住んでいれば当然できません。そんな環境の中で医療費の削減の為、在宅介護を推奨する国がデイサービスを積極的に使用して、自宅で介護する方向に持っていっているのです。
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2.デイサービスの種類
一口にデイサービスと言っても色んな種類があります。使用目的により違ってくるのです。ここで間違えたら大変な事になり、何度もデイサービスを変更しなくてはならなくなります。本人も不安や負担を抱える事になるので、どのような種類があるのかをご紹介します。
種類
・リハビリ特化型のデイサービス
(病院で経験を積んだ理学療法士などを配置し、医療現場のノウハウを活かし、より安全に安心してリハビリに励む)
・認知症対応型のデイサービス
(可能な限りご自宅で自立した生活を送ることができるよう、運動やレクリエーション、機能訓練、口腔機能の向上を行い心身機能の維持・回復を目指す)
・レスパイト型のデイサービス
(レスパイト型デイサービスはご家族が昼間仕事に出たり、日々の疲れを癒やすために利用することが多いため7〜9時間ご利用)
・アミューズメント型デイサービス
(デイサービスの時間は「遊んでいる」ということになりますが、その遊びというのはトランプなどのカードゲームやパチンコやスロットなどのコインゲーム、またカジノにあるようなルーレットゲームなどの遊び中心)
・入浴特化のデイサービス
(介護SPAとも呼ばれ、お風呂をメインとした、一回当たり3時間ほどの利用となる、短時間型のデイサービス)
上記の様に多種多様のデイサービスが出てきています。使用する本人の目的と合っている事が一番大切です。次に家族の目的とも合っているかも大切なのです。
使用者本人の意見を尊重し、家族とケアマネージャーさんと話し合い、何を目的にデイサービスを利用するか決める事が一番初めにすることではないでしょうか。
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3.デイサービスの選び方のポイントと優先する順位
使用する方がデイサービスに馴染めるか、馴染めないかがとても問題ですよね。本人の為を思いケアマネージャーの方が色々とアドバイスをして下さいます。しかし経験値だけでは人の心は読めない部分もあります。
父がデイサービスを利用するにあたっては色々と問題が発生しました。お恥ずかしい話なのですが、脳梗塞で入院中の事です。病院と自宅が田んぼと用水を挟んで隣になるのです。田舎なので隣と言っても5分6分は歩く距離です。
病室に置手紙を書いて「少し自宅に行きます。〇〇」と毎日病院を脱走するのです。何度も看護師の方に叱られましたが、10日後にはばばあも呼び出され、強制的に退院をさせられました。
その後、自宅で自分ながらリハビリをしていたようですが、うまくは進みません。母のケアマネジャーの方が心配をして、デイサービスを利用するように促してくださいましたが、硬くなに嫌がります。
「お試しで半日、リハビリに行ってみませんか?」と、促してくださりお試しを数回しました。その後、半日ならと行くようになったのですが、デイサービスを利用している方とトラブルを起こし、他のリハビリ型特化のデイサービスに変わったりしました。利用者同士のトラブルもあるのです。
調べるポイント
・何に特化しているか優先順位を決めておく
(希望のデイサービスタイプを何か所か選び、優先順位を決めておく)
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4.デイサービスの調べる具体的内容
経験上、知っていた方が良いと思われる内容をご紹介します。下記の内容は調べてからデイサービスを利用された方が良い内容です。
・規模
10人ぐらいの小規模のデイサービスから50人ぐらいまでの規模があり、どちらも一長一短あります。小規模の場合は家庭的な雰囲気ですが、人間関係が限られてしまい、父の様にトラブルも起きるかもしれません。
しかし大規模になれば落ち着かなかったり、職員の顔を覚えられないや、希望のサービスが受けられない時もあります。
・営業日
母が利用しているデイサービスは年中無休の規模の大きなデイサービスです。日曜日休みが多いようですが、中には土日休みなどもあります。利用したい曜日とあっているかなども必ず調べておいた方が良いでしょう。
・営業時間
8時半ぐらいから夕方の5時を目安に思ってください。送迎で遠い所から迎えに来てくださいますので、実家の母は8時半ぐらいには出かけています。父が行っていたデイサービスは半日でしたから8時半から12時まででした。
ご家庭の事情に合わせて、ご家族が準備をしてあげないと困る場合は仕事時間に合わせたお迎えが良いのではないでしょうか。しかし、父の様にお昼に帰ってきては仕事を持っている人にとっては都合が悪いのが事実です。認知症もなく、軽度で自分のことが出来る方は良いと思います。
・入浴
「入浴特化のデイサービス」の場合は3時間程度の半日コースが殆どです。
「リハビリ特化型のデイサービス」の半日コースへ行っていた父の場合は入浴する場所がありませんでした。
母が行っているデイサービスの場合は大型規模のデイサービスですので、食事の後に入浴等もあり、介助もして頂くことが出来るそうです。希望者はリハビリと専門の方にマッサージもして頂くことが出来るようです。
1日コースの場合は殆どの施設で入浴が可能の様です。せっかくなのでお昼にのんびりと入浴するのも良いのではないでしょうか。日ごろ自分ではきちんと洗えていない部分を介助してもらい、綺麗にして頂けることはデイサービスの良い部分であるとばばあは思います。
・食事
デイサービスの食事は利用者の方に合わせた、食事が提供されます。病気のかたは病気により栄養のバランスや呑み込みの悪い人には利用者の状態により、トロミなどを付けた食事になっています。
施設内で調理をして、提供されるデイサービスもあれば、給食センターなどの宅配業者を利用している場合もあります。何か所も経営している場合は1か所で調理して冷凍の状態で配送し、提供される場合もあります。
食事を売りにしている、デイサービスの中にはコース料理の場合もありますし、ビュッフェスタイルのデイサービスもあります。家族がいない場合はどうしても食事が疎かになりがちなので、みんなで食事をする事が楽しみの一つでもありますね。利用するデイサービスにより大きな違いがあります。
父の行っていたデイサービスは半日コースの場合は食事がありませんでした。ですので、帰宅してから自宅で食事をする事になります。家族としては1日コースで行ってもらい食事をしてきてもらった方が助かります。
・送迎
ワゴン車等で利用者のご自宅の入口前まで送迎をしてもらいます。職員が自宅まで上がって準備等まではしてはいただけません。一人暮らし等や認知症で準備が出来ない場合は訪問介護のヘルパーさんに来ていただいて準備をして頂きます。
余り長時間の移動は利用者の方に負担がかかることは確かなので、送迎時間(車の中の滞在時間)も考えなければいけません。
・費用
費用は要介護度により施設利用の料金は違います。必ずケアマネージャーの方に確認してください。その他に食事代、おむつ代、アクティビティ(機能訓練の為の製作費用)の材料費は個人の負担になります。金額は施設により違いますのでこの辺りも確認するところです。
母の場合はあれやこれやとアクティビティをするようなので意外と金額が加算されます。必ずやらなければならないわけではありませんが、女性中心のデイサービスでは手芸やお花の教室などがあるようです。
・お試しは必ずする
ケアマネージャーの方も1,2回のお試しは勧められますが、必ずお試しはするべきです。雰囲気や食事など自分に合っているのか、お話だけでは分かりません。アクティビティが女性向けの物が多い場合は男性では不満も出ます。
中にはアクティビティで「カラオケ・麻雀・囲碁等」を行うデイサービスもありますので、男性の場合はこちらの方が喜ばれるのではないでしょうか。
また、デイサービスによりホームページ等を作成し、日々の様子をアップしている施設が多く見受けられます。ホームページ等で確認されるのも一つの方法ではないでしょうか。
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まとめ
・デイサービスとは自宅での介護負担を少なくする
・デイサービスの種類は色んな形態があり、本人に合ったデイサービスを選ぶ
・デイサービスの選び方のポイントと優先する順位は必ず決めておく
・デイサービスの調べる具体的内容をご紹介
ばばあは介護の資格も何もありません。ケアマネージャーの方がお勧めする場所に両親をデイサービスに行かせはしたものの、色々な不平や不満の出てきます。ですので今回のデイサービスの選び方は利用者目線で書かせて頂きました。
ご近所の方で自分に合うところが見つからず、毎年の様にデイサービスを変えている方もお見えでした。プロの意見を取り入れながら、利用者の方の目線で選んだ方が長続きし、うまくいくのではないでしょうか。
FROM 金券ショップ犬山
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