いっぽう和尚の小屋暮らしへの道

雲の平６日目。 いよいよ名残惜しいが下山する。 まずは、黒部五郎岳に登頂。 朝は、ガスっていてカール内が見られなかったが、山頂に着くころガスが晴れた。 あとは、のんびりとした平坦な稜線をぽくぽくとひらすら歩く。 薬師岳の姿が大きくなってくると太郎兵衛平ももうすぐだ。 太郎兵衛平近くの池塘。 本当に名残惜しいが、下山。 いつの日か再び訪れたい、リタイヤ時にやりたいことベスト３に入る。

さあ５日目。 ３泊した雲の平キャンプ場ともお別れ。 今日は、黒部五郎岳に向かう。 朝焼けの槍穂が見守っている。 これで何度目になったろう。 祖父岳を越えて、黒部川の源流に降りる。 途中、黒部五郎岳に飛行機雲がかかる。 三俣蓮華岳を目の前に雄大な風景にしばし感動。 三俣蓮華から、黒部五郎小屋に降りていく。 太郎兵衛平までのパノラマが広がる。 黒部五郎小屋脇のキャンプ場から夕焼けの薬師岳。 おまかせマイブック ..

旅も４日目。 雲の平に２泊してこの日は、高天原から夢の平に降りて、高天原温泉に入ることにした。 写真は、水晶池からの水晶岳。 ちなみに朝見えた槍穂高の峰々。 こんな感じの朝の水晶岳。 朝は逆光になり山肌が見えない。 温泉に入り高天原峠から苗代ノ原、詩ノ原、岩壁ノ原、奥スイス庭園と戻ってくるとこんな感じで雲の平を囲む山が再び見えてくる。黒部五郎岳。 薬師岳。 昼間は少し雲が多かったが、夕方きれいに晴れ上がった。 こん..

旅の３日目。 雲の平にテントを張って２日目。 この日は鷲羽岳と水晶岳を登頂することにした。 祖父岳から、自分のテントを見下ろす。 鷲羽岳山頂から鷲羽池と遠くに槍ヶ岳を望む。 鷲羽岳への道では、オコジョにも出会う。 水晶岳への道は、お花畑。 少し天候には、恵まれなかったのが残念。

美しい薬師岳の東面。 さて、２日目である。 薬師峠キャンプ場のテントを片づけて、薬師沢に降りていく。 すぐに雲の平に着いたわけではない。 当時の私は、コースタイム×0.8くらいで計算していた。 薬師沢小屋までの道のりも長かった。 ちなみに、この間ガスがかかったり小雨が降ったりしたので、カメラをカッパの下に隠していた時間があったのだが、そのため湿気で作動しなくなってしまった。 あせりにあせったが、雲の平のキャンプ場で暖め暖めしていた..

今でも心の支えとなっている平成１０年（１９９８）の山行がある。 北アルプス雲の平に１週間こもった山行だ。 まず、あほなことに一度薬師岳まで登頂したのに、財布を忘れたことに気づき、テントだけを残して下山。 車で一睡した後、太郎兵衛平に登るということを行った。 太郎兵衛平までの道からの薬師岳。 ２日目に雲の平に登ることになる。 しかし、今考えてみると体力あったなあ。