アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2017年02月12日

gnupackにApacheをインストールして動かす

この記事ではgnupackにApacheをインストールして動かす方法を紹介します。

gnupackのインストールと初期設定はWindowsでLinuxライクなターミナル環境とemacsを気軽に利用するをご覧ください。

apache02.png



Apacheをダウンロードする


Apacheの最新版をダウンロードします。

Apacheの公式サイトにアクセスして「download」をクリックします。

apache03.png

gnupackにインストールするので「Files for Microsoft Windows」と書かれたリンクをクリックします。

apache04.png

適当なダウンロード先を選びます。今回は「Apache Lounge」をクリックします。

apache05.png

32bit版と64bit版がありますが、今回は64bit環境にインストールするので「Apache 2.4.25 Win64」の下に表示されている「httpd-2.4.25-win64-VC14.zip」をクリックしダウンロードします。


Apacheをgnupackにインストールする


ダウンロードしたzipファイルを展開して「Apache24」という名前のフォルダを
C:\gnupack\app
に移動します。


パスを通す


gnupackフォルダにある「startup_config.ini」を開いてPATHを設定します。[Process Variable]の
PATH =
PATH = %PATH%;%EMACS_DIR%\bin
PATH = %PATH%;%LOCAL_DIR%\bin
PATH = %PATH%;%CYGWIN_DIR%\bin
PATH = %PATH%;%ROOT_DIR%\app\script
PATH = %PATH%;%ROOT_DIR%\app\vim
PATH = %PATH%;%windir%\system32;%windir%;%windir%\system32\Wbem
PATH = %PATH%;%WINDIR%\System32\WindowsPowerShell\v1.0
のすぐ下に
#apacheのパス
PATH = %PATH%;%ROOT_DIR%\app\Apache24\bin
を追加します。


設定を変更する


次に
C:\gnupack\app\Apache24\conf
にある「httpd.conf」を編集します。念のためにバックアップファイルを作成しましょう。

以下の個所を書き換えます。
インストール先に合わせてパスを変更します。
#変更箇所
#ServerRoot "c:/Apache24"
ServerRoot "c:/gnupack/app/Apache24"

すでにポート80を他のソフトウェアで利用してる場合は変更します。利用していなければ変更する必要はありません。
#変更箇所
#Listen 80
Listen 80

コメントを外します。末尾の数字は先ほど変更した番号に合わせます。変更していなければ番号を変える必要はありません。
#変更箇所
#ServerName www.example.com:80
ServerName www.example.com:80

インストール先に合わせてパスを変更します。
#変更箇所
#DocumentRoot "c:/Apache24/htdocs"
DocumentRoot "c:/gnupack/app/Apache24/htdocs"
#変更箇所
#<Directory "c:/Apache24/htdocs">
<Directory "c:/gnupack/app/Apache24/htdocs">

インストール先に合わせてパスを変更します。
#変更箇所
#ScriptAlias /cgi-bin/ "c:/Apache24/cgi-bin/"
ScriptAlias /cgi-bin/ "c:/gnupack/app/Apache24/cgi-bin/"

インストール先に合わせてパスを変更します。
#変更箇所
#<Directory "c:/Apache24/cgi-bin">
<Directory "c:/gnupack/app/Apache24/cgi-bin">

以上でインストールと準備は完了です。


Apacheを動かす


gnupackのcygwinターミナルを起動して
httpd
を実行するとApacheが起動します。

ブラウザを開いて
http://localhost
と入力します。ポート番号を変更していた場合は
http://localhost:81
のように変更したポート番号を指定します。

以下のように表示されればうまく動いています。

apache01.png

終了するときは「Ctrl-c」を使います。また起動コマンドを
httpd
ではなく
httpd &
とすればバックグラウンドで動かすことができ、Apacheを起動しながらターミナルで作業できます。

バックグラウンドで起動したApacheを終了するには
fg
コマンドでApacheをフォアグラウンドに変更するか、バックグラウンドで起動したときのIDを
kill
コマンドで指定して終了します。

「このサイトにアクセスできません」と表示されるときはApacheが動いていない、またはURLで指定したポート番号か「httpd.conf」で指定したポート番号が間違っています。

「Forbidden」と表示されるときは「httpd.conf」で変更したフォルダのパスが間違っているか変更し忘れています。


サーバ構築の実際がわかる Apache[実践]運用/管理 (Software Design plus)

中古価格
¥2,233から
(2017/2/12 11:57時点)



できるPRO Apache Webサーバー 改訂版 Version 2.4/2.2/2.0対応 (できるPROシリーズ)

中古価格
¥1,916から
(2017/2/12 11:59時点)



タグ:apache gnupack
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5933494
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
検索
最新記事
最新コメント
カテゴリーアーカイブ
タグクラウド
<< 2018年05月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
プロフィール
さんの画像

情報系を専攻する学生。 しばらく使わなかったりした知識は忘れていくのでこのブログにまとめてみたり。
プロフィール
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。