2018年11月22日
ビットコイン下落に歯止めかからず、一時4000ドル台に突入 専門家の見解は
ビットコイン価格の下落が止まらない。10月中旬から6500ドル前後で横ばいだったビットコイン価格は、11月14日のビットコインキャッシュのハードフォークを受け急落。その後も下落に歯止めはかからず、一時は4000ドル台まで値を下げ初来安値を更新した。足元でも4300ドル近傍で低調に推移している。
米調査会社Fundstrat Global Advisorsの創業者であるトーマス・リー氏は米CNBCで「今、世界中の市場は非常に脆くなっており、パニック状態だ。市場心理自体が不安材料となってしまっている。
『ビットコインはもうダメだ』というわけではないが、短期的なパニック状態であることに変わりはない」と現在の市場に対する見解を語った。
リー氏によると、ビットコイン価格が6000ドルという水準やその他の重要とされていたテクニカルレベルを下回ったことをきっかけに下値支持線も下振れた結果、投資家の損切の動きが加速したという。
また、米証券取引委員会(SEC)が先週、未登録の仮想通貨を ICO(Initial Coin Offering、仮想通貨の新規公開)通じて販売したとして、ICOを実施した2社に対し計2700万ドルの罰金を課すと発表。
「仮想通貨業界に対する規制強化とも取れるこの動きも、仮想通貨相場の下押し材料になっている」とリー氏は指摘する。
だが、リー氏は「ビットコイン価格はすぐに上昇に転じるだろう。2018年末には1万5000ドルまで回復する」と予測。
先週発表した予測では「18年末には2万5000ドルまで回復する」とみていたため1万ドル切り下げた形だが、その強気な姿勢を崩さなかった。
今後、より多くの機関が仮想通貨業界に参入してくることや米規制当局による仮想通貨業界に対する規制整備の動きは、結果的にはビットコイン価格の上昇につながるとみる。
引用元:ITmedia ビジネスオンライン
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181121-00000042-zdn_mkt-bus_all
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