2017年01月04日
ZEH補助金をもらうために床暖房が不利は嘘!実は床暖房が圧倒的に有利な場合があるのです。削減率が10%以上も増える!?
「ZEH:ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業」
というのがあります
一般的によく言われるのが、床暖房は電気代がかかるから、ZEH申請に不利と言われますが、実は実際に計算してみると圧倒的に床暖の方が有利な場合があるのです。
実は前のブログの記事でも書きましたが、ZEH補助金がもらえるかどうかは「削減率」というもので決まります。
正確に言いますと、国交省と経産省が定めており、
削減率=(「基準一次エネルギー」−「設計一次エネルギー(建てる家の仕様できまる)」)/「基準一次エネルギー」
で決まります。
実際の計算はこちらからできますので詳しい方は実際にやってみるのがベストです!
http://house.app.lowenergy.jp/
「基準一次エネルギー」⇒国交省が定めた最低基準の断熱性能や、機器が仮定され、さらにその家の大きさや空調、給湯などエネルギーを消費する機器の使い方から決まります。
たとえば、エアコンを人がいる部屋だけ使用しますか?という選択肢があり、人がいるときだけ使用する場合は基準一次エネルギーは下がります。逆に、人がいない部屋も冷暖房します!と選択した場合は、基準一次エネルギーが増えます。
「設計一次エネルギー」は実際に建てる家の断熱性能や、設置する機器で決まるものです。
この削減率が大きいほど国のCO2削減への貢献が認められて補助金が下りるということです。
最低基準は削減率20%以上ですが、インターネットの情報等をみると実際に補助金が下りているのは30%以上のようです。
補助金をより確実にもらうためには削減率を上げる必要があります。
そのためには、先ほどの式の分子を大きくするために設計一次エネルギーをいかに小さくするかがポイント、つまり、冷房暖房のエネルギーを押さえるために家の断熱性能をあげたり、エアコンを高効率(い区分)にしたり、エコキュートの性能をあげたりする方法があります。
しかし、実は裏技のようなテクニックがあるのです。
それは・・・
「基準一次エネルギー」をあげてしまう方法です!!
さきほど、「基準一次エネルギー」についてでも説明させていただきましたが、冷暖房の使い方や、設置機器によって、「基準一次エネルギー」は変わります。詳細な説明は省きますが、なんと、暖房機器を「エアコン」から「床暖房」にすることで大幅に増えるのです!!!
例として、下記の画像をご覧ください。
※単位はGJ/年。条件としては、家の大きさは国交省モデルケースの120m2、地域は東京〜大阪が入る6地域、断熱性能Ua値はZEH最低基準0.6です。高効率エアコンは「い区分」、床暖房は温水式ヒートポンプで全館を想定した敷設率80%で計算。
ここで、画像の左側が「高効率エアコン」の「基準一次エネルギー」と「設計一次エネルギー」です。
右側が「全館床暖房(80%)」の「基準一次エネルギー」と「設計一次エネルギー」です。
右側の全館床暖房の「基準一次エネルギー」の暖房が大幅に増えているのがわかりますか?
なんと、13.4⇒37.1と24GJ/年も増えているのです!なのに、それに対して「設計一次エネルギー」の増え分は・・・
9⇒13.4と4.4GJ/年しか増えていないのです!
これにより、実際の削減率は
35.9%だったものが
48.9%(13%アップ)
13%もアップするのです。
床暖房面積を100%近くにするとなんと、20%以上削減率が高くなります。
これは床暖房の面積が大きくなればなるほど効果に差が出てきますが、少しでももちろん削減率としてはよくなる側になりますので、ZEHをとるのに床暖房をあきらめていた方は、今一度ハウスメーカーに計算をしてもらってはいかがでしょうか。
にほんブログ村
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一般的によく言われるのが、床暖房は電気代がかかるから、ZEH申請に不利と言われますが、実は実際に計算してみると圧倒的に床暖の方が有利な場合があるのです。
実は前のブログの記事でも書きましたが、ZEH補助金がもらえるかどうかは「削減率」というもので決まります。
正確に言いますと、国交省と経産省が定めており、
削減率=(「基準一次エネルギー」−「設計一次エネルギー(建てる家の仕様できまる)」)/「基準一次エネルギー」
で決まります。
実際の計算はこちらからできますので詳しい方は実際にやってみるのがベストです!
http://house.app.lowenergy.jp/
「基準一次エネルギー」⇒国交省が定めた最低基準の断熱性能や、機器が仮定され、さらにその家の大きさや空調、給湯などエネルギーを消費する機器の使い方から決まります。
たとえば、エアコンを人がいる部屋だけ使用しますか?という選択肢があり、人がいるときだけ使用する場合は基準一次エネルギーは下がります。逆に、人がいない部屋も冷暖房します!と選択した場合は、基準一次エネルギーが増えます。
「設計一次エネルギー」は実際に建てる家の断熱性能や、設置する機器で決まるものです。
この削減率が大きいほど国のCO2削減への貢献が認められて補助金が下りるということです。
最低基準は削減率20%以上ですが、インターネットの情報等をみると実際に補助金が下りているのは30%以上のようです。
補助金をより確実にもらうためには削減率を上げる必要があります。
そのためには、先ほどの式の分子を大きくするために設計一次エネルギーをいかに小さくするかがポイント、つまり、冷房暖房のエネルギーを押さえるために家の断熱性能をあげたり、エアコンを高効率(い区分)にしたり、エコキュートの性能をあげたりする方法があります。
しかし、実は裏技のようなテクニックがあるのです。
それは・・・
「基準一次エネルギー」をあげてしまう方法です!!
さきほど、「基準一次エネルギー」についてでも説明させていただきましたが、冷暖房の使い方や、設置機器によって、「基準一次エネルギー」は変わります。詳細な説明は省きますが、なんと、暖房機器を「エアコン」から「床暖房」にすることで大幅に増えるのです!!!
例として、下記の画像をご覧ください。
※単位はGJ/年。条件としては、家の大きさは国交省モデルケースの120m2、地域は東京〜大阪が入る6地域、断熱性能Ua値はZEH最低基準0.6です。高効率エアコンは「い区分」、床暖房は温水式ヒートポンプで全館を想定した敷設率80%で計算。
ここで、画像の左側が「高効率エアコン」の「基準一次エネルギー」と「設計一次エネルギー」です。
右側が「全館床暖房(80%)」の「基準一次エネルギー」と「設計一次エネルギー」です。
右側の全館床暖房の「基準一次エネルギー」の暖房が大幅に増えているのがわかりますか?
なんと、13.4⇒37.1と24GJ/年も増えているのです!なのに、それに対して「設計一次エネルギー」の増え分は・・・
9⇒13.4と4.4GJ/年しか増えていないのです!
これにより、実際の削減率は
35.9%だったものが
48.9%(13%アップ)
13%もアップするのです。
床暖房面積を100%近くにするとなんと、20%以上削減率が高くなります。
これは床暖房の面積が大きくなればなるほど効果に差が出てきますが、少しでももちろん削減率としてはよくなる側になりますので、ZEHをとるのに床暖房をあきらめていた方は、今一度ハウスメーカーに計算をしてもらってはいかがでしょうか。
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