2019年01月25日
恐怖体験談A
ありえないほど簡単にホームページができる【Jimdo】
お疲れさま〜( ̄ー ̄ゞ−☆
船の仕事する位置が変わってバリバリ電波入るわ〜️️️
愛娘や嫁とテレビ電話できるまで強くは入らないけどね️️️
もう少しで休暇だから辛抱辛抱…
本日は、僕の恐かった体験談をお話しますよ〜
(* ̄ー ̄)
〜小児病棟編〜
今から約25年前…
これは僕が生まれて一番最初に体験した霊体験のお話…
僕は、幼児の頃から小児喘息を患っていたので、とある県の国立病院の小児科に2年間入院して小6〜中1まで養護学校に通いながら治療していました。
当時その小児科病棟には喘息や腎臓の病気で入院生活している幼児〜中3までの子達が50人ほどいまして、1部屋6人ずついましてね…
なかなか楽しい入院生活を過ごしていました。
17:00夕飯が終わり、18:30鍛練時間、19:00みんなでおやつ(病院支給)、19:30〜学習時間、21:00に消灯です。
いろいろと思春期〜なガキ達の集まりですから
消灯時間が過ぎてもしばらくは友人同士や女子を呼んで病室にこっそり親から差し入れで持ち込んだお菓子(禁止)をシェアしながら雑談に花を咲かせ
決められた時間に巡回してくる看護婦さんから逃げ回りながら寝たふりをかまし…
でもまだ子供なので22時を過ぎるとポツポツと各々退散し始めベッドに潜り込む生活スタイルでした。
僕はすごく夜型でしたから、苦労してやっと眠りに落ちるのはほとんど部屋のみんなが寝静まった後で…2時間毎に巡回して1人1人に聴診器を当てて回る看護婦さんを寝たふりで毎日のように回避していました。
季節はもうすぐ秋の頃。
日中はまだまだうだるような暑さではありましたが夜になると比較的過ごしやすい気候でした…
この日も僕はなかなか寝付けず…
病室の他の子達の寝息を聞きながらいろいろと寝る態勢を変えては眠りに落ちるのをもどかしくおもいながらうだうだしてました。
病室は6人部屋。
けして新しくない木製で白い曇りガラス、金属の丸いドアノブを
がちゃっと
回して室内の方へ開けるタイプのドア
ドアを開けると
正面突きあたりは大きなガラス窓
ガラス窓から挟まれた真ん中にはベランダに出れるアルミのドアが設置されており
ベランダは病棟の端から端まで一直線に繋がっていて腰を落とし屈んで歩くと誰にも見付からずに全ての病室に行き来できます。
左右に3台ずつベッドが並び、
ベッドからベッドまで大人が両手を軽く広げて届くくらいの距離。
僕が使用しているベッドは左奥の窓側でした…
夜勤看護婦の深夜0時の巡回を寝たふりでなんとかかわし、
でもまだまだ寝れない…
タオルケットをかぶるとやや暑くてじわっと汗がにじんできます…
暑くてはだくとひんやり肌寒い…
ベッドも固くて体が痛いし
寝るには最悪な状況の中、必死で早く眠りに落ちてくれることに集中してました。
なんだかんだしながら深夜2時の巡回が訪れ、また寝たふりでかわす…
みんなを起こさないように静かに仕事を終えた看護婦さんは
そ〜っとドアを開け病室を出ていき
非常口の緑の灯りとナースステーションからこぼれるわずかな光しかない
薄暗く静まりかえった病棟の廊下を…
ナース靴をスタスタとわずかに鳴らしながら遠ざかって行きました…
僕は、6時過ぎには起こされるので
とうとう焦り始め
もうなにがなんでも朝まで目を開けないように決心し始めた時…
スタッ・スタっ・スたっ・すたっ…………
静まりかえった廊下から足音が
聞こえてきます…
えっ?巡視今終わったよな・・・
すたっ、すたっ、スたっ、スタッ…
僕がいる病室にだんだんと近付いてくる足音。
直感的に看護婦さんの歩調ではないと
気付く…
生きている人ではない…何者かが歩く音…
ちかづいてくる…
だんだんと・・・
…もうすぐ病室のドアの付近…
僕は…
暑くて出していた両足をナニモノかが部屋に入ってきていきなり掴まれる事を直感的に恐れ
タオルケットを口元から足先まで体がはみ出ないようにそぉっと被り、
心臓をバックンバックンいわせて
足音が部屋の前を通過していく事を願いながら
なにがなんでも「目を開けない」ように微動だにせず狸寝入りを極め込んでいました。
すたっ…すたっ…すたっ・・・
その足音は…
病室のドアの前で聞こえなくなった…
わからない…
消えたのか・・・
ドアの前に立っているのか…
ドアを通過していく足音は…
聞こえない。
僕の体は全身に力が入り硬直している。
耳は病棟の端から端までの音を聴き漏らさまいと嫌でも勝手に集中してしまっている。
吐いた息がタオルケットと体の間で
生ぬるくなり、湿ったらしぃ…
呼吸するのが気持ち悪い
静寂。
唯一聴こえるのは自分の心音
ばっくん
ばっくん
ばっくん
・・・
・・
・
.......すたっ。
?!!!
あきらかにドアの内側、
病室の中で聴こえた足音。
病室内で反響した音も確かに聞こえた…
同時に僕の心臓の「どきんっ!」とする音も聞こえてしまった。
うわっ入ってきた!!!
ドアも開けず!
眉間にシワが寄れば起きていて寝たふりをしていることがバレるので
必死に寝たふりをかます僕。
まだ「ソレ」は、ドアの方にいる。
気味の悪い気配がする。
すたっ…ッすたっ…………すたっ.........
その足音はゆっくりと
確実にこちらへちかづいてくる。
まよこ。
右の腰の辺りに何か立っている気配。
…居る。
見下ろされている。
右側がひんやり寒い…
金縛りにあっているのかわからない。
そもそも怖くて絶対に体を動かさないように筋肉を硬直させているのだから…
動く気も目を開ける気もさらさらない…
全て過ぎ去るまで狸寝入りをかましているのだ。
でも…
こわい。
すごくこわい…
視線を感じる。
何故か無意識に頭の中で
りん、ぴょう、とぉ、しゃー………
九字切りを繰り返し唱える僕
そしたら、、、、
………?
…・・・・?
経?
お経!!!!
僕の頭の中に何十、何百かもしれない、とにかくたくさんの数の梵さんが一斉に経をバラバラに唱える声が爆音で響いてくる。
すごい音量
怖くて、おそろしくて、うるさくて、たまらず僕は
「っう、る、せぇっ!!」
腹に目一杯力を入れて、
声にならない声を発した。
途切れ途切れで声にはなっていなかったが、必死で口を動かす感触があったのを覚えている。
その瞬間
スパッと爆音で聞こえていたお経は止み、病室内のイヤな気配が無くなりました。
静まりかえった薄暗い病室…
恐る恐る薄目を開けて右の腰の辺りを確認する、ナニも居ないのを確認してから
しっかり目を開け体を起こしました。
病室みんなはぐっすり寝ていました。
さすがに窓の外の暗闇には顔を向けられず…
全身汗びっしょりで、自分の汗でベッドも濡れていた記憶があります。
その後は朝までグッスリ眠れたとさ。
おしまい( ^∀^)
どうでしたか?
僕が中学1年生くらいに病院で実際に初めて体験したお話です。
ヤツの正体はいったい何だったのでしょう…(σ≧▽≦)σ
アノ時…目を開けていれば何か違った展開になっていたのかもしれません。
ご静聴ありがとうございました。
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