山の中の家

　セイラー万年筆の社長の解任について、大手新聞社が報じています。

　元大蔵省の超エリートとのことですが、年齢はすでに７３歳。とっくに引退していて当然の年齢で、社外をぶらぶらしていることが多いらしく、社内の人心はすっかり離れてしまっている。

　会社の経営はテストではない。いくら業績をあげたところで、会社には損害を与えていないとはいえ、周りから見て、社長にふさわしくない、と思われれば、解任されてもしかたないだろう。

　マスコミを利用して、自分を解任した敵対者を攻撃しようとする手法は、官僚であった時代から多用してきたものであろう。内容的にも、特に同情すべきことはない。