コンプライアンス
についてサクッとお話ししようかと思います。
●ビジネスは何のために
まず、ビジネスという言葉ですが、英単語の Business の意味は広範囲になります。 "None of your business!"で、『あなたには関係ありません。』って意味になりますからね。 この時の Business は関係って意味を含んでるんでしょうね。
ただ、日本語の ビジネス とは少しさしてる対象が狭くなって、利益を得るための作業…仕事って言う意味になりますよね。
まあ、収益事業(非営利事業を含む)をビジネスと理解していいかと思います。
●コンプライアンスとは
さて、コンプライアンスってなんでしょう?
ご存じの方も多いとは思いますが、辞書的な意味は
法令順守
です。
でも、企業や個人事業者が活動する時のコンプライアンスとは、単に
法律を守っていればよい
だけではありません。
倫理観、公序良俗などの社会的な規範に従い、公正・公平に業務をおこなうことまで含んでいます。
特にインターネットを用いてビジネスを展開している企業で、コンプライアンスを行っている企業は少ししか知りません。
昨日の記事でも、ライ〇アッ〇に登録された私の知人ですが・・・
連鎖販売取引に必要な概要書面の交付はしてもらったかって聞いたけど
知人は、『ダウンロードしたよ』って
e文書法では、対象となる200以上の法律の中に特定商取引法も含まれています。
しかし、特定商取引法の第45条に【業務及び財産の状況を記載した書類を、特定継続的役務提供等契約に関する業務を行う事務所に備え置かなければならない。】と規定されているとのみです。
よって、同法第37条に規定されている概要書面は適用対象外です。
つまり、ダウンロードさせる概要書面は法で規定されている文書の交付には当たらない為、知人の場合は
契約不成立
となります。
この場合、契約不成立であり、登録料などの返金請求ができることを知ってから5年間は、返金請求ができます。
この5年とは民法の規定による債権請求時効です。
よって、法律を守らなければ5年前以降に登録した方々から返金請求があれば、全額返金しなければならないということです。
最低でも法律を守らなければ、痛い目に遭いますよね。
●道徳
日本には道徳という素晴らしい観念があります。
でも、ネットの世界ではなぜかみんな忘れがちみたいですね。
相手の顔が見えないから、相手が不幸になろうがどうなろうが全然関係ないみたいですね
悲しいことです。
少なくとも、コンプライアンスは忘れたくないものですね。
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