●アルバイトをしていたとき
昔昔、あるところにお小遣いがもっと欲しいなりたての高校生が居ました
その高校生は、高校生になったのだからアルバイトをすればいいんだと思いました。
そこで、当時ネットなんかなかった時代ですから、アルバイトニュース(ってあったかな?)などの雑誌で探していました。
すると、ふと、良く行くスーパーの名前があって、そこの青果部門でアルバイトを募集していました。
私は、これだ!と思い、申し込みに行きました。
しかし、試練は始まりました。
人見知りで引っ込み思案だった私に、青果部門の社員さんが、店頭に立って売り子をしてくれと頼まれました。
頼まれたとは言え、業務命令なので、やらざるを得ません。
最初は、恥ずかしくて、声も満足に出せませんでした。
しかし、慣れてくると、てきぱきとこなせるようになりました。
時には、3人から4人のお客様を並行に会計を済ませることが出来るようになっていました。
その時に、ふと感じた違和感がありました。
他のアルバイトは相手によって言葉遣いを変えていたんです。
相手が自分より年長ならすごく丁寧な言葉で対応していました。
相手が自分とハイティーンから同年代までなら普通の丁寧語で対応。
そして、相手がローティーンや小学生だとため口。
なんで?
相手が誰であっても同じお客様じゃないか?
たとえ相手が小学生でも・・・
きっと、対応を変えるアルバイトは、給料はスーパーが出してくれていると思っていたんでしょうね。
●スーパーで買い物したとき
スーパーで買い物をすることが良くあります。
というよりか、スーパーは無くてはならないお店ですよね。
魚、肉、野菜、調味料、電池、トイレットロール・・・昔、スーパーが無かったころは、魚屋に行き、肉屋に行き、八百屋に行き、雑貨やに行き、文房具店に行き・・・揃えるのが大変でした。
でも、今ではスーパーに行けば全て揃います。時間的な効率も良いですよね。
そして、買い物かごに商品を入れ、レジに並び、レジの係員が商品のバーコードを読ませて、会計を行います。
この後、スーパーによって多少違いますが、係員が『ありがとうございます。』って言います。
この『ありがとうございます。』って何でしょうか?
意味を分かって言ってるんでしょうかね?
どうしてかと言うと、言い終わる前に、次の客さんの方に向き始めているからです。
この係員も、給料はスーパーが払ってくれていると思っているのでしょうね。
●会社で働いているとき
あなたが会社で働いているとします。
あなたの所属部門は総務部です。
さて、だれがあなたに給料を払ってくれているのでしょうか?
直接的には会社ですよね。
そうです。会社です。
でも、会社は何故あなたに給料を払えるんでしょうね。
今まで述べてきた、3タイプについては、だれが給料の元となっているかお判りですよね。
全てお客様です。
スーパーでは商品を売り、お客様から商品代金を頂き、それを次の原材料費の購入に当てたり、設備機器の購入、維持費用に当てたり、人件費、あなた方の給与支払いに当てたりしますよね。
会社でもそうです。会社に対して費用支払いをしてくださるお客様、もしくは顧客企業が居てるからですよね。
さて、問題は
●ネットビジネスで収益を得ているとき
ネットビジネスで収益を得ているあなた・・・
その収益はどこが支払ってくれているんでしょう。
まぁ、大抵はMLMを行っている企業の名前を言われるでしょうね。
そうすると、そのMLMを行っている企業はどのように収益を得ているのでしょう。
きちんとした商品やサービスを提供しているのでしょうか?
その商品やサービスの提供で得た利益より、あなたの収入の為に支払っているのでしょうか?
紹介すれば、収入があがる・・・なぜ?
紹介すればどうして収入が得られるのですか?
考えてみてください。
この収益構造が、キチンとしていれば、全うなビジネスです。
収益構造を答えられなければ・・・
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