病院SEにゃんとの「システムエンジニアの仕事ってこんなもん」

今回は、「最近呼び出されたトラブルは？ケース１６『パワーポイントデータがメールで送れなくて困るよ事件』」についてちょっと書こうと思います。

●月●●日　パワーポイントデータがメールで送れなくて困るよ事件

ある朝仕事に出てきたときに役職者から言われました。

「パワポのデータをメールで送りたいんだけど、容量が大きく送れないんだよね」と。

確かに院内で使っているアウトルックでは、添付できるデータの容量には結構低い値で上限があったはず。

その後ネットで調べてみるとアウトルックは「25MBが上限」となっていました。

対して送ろうとしているデータの容量を見てみると「68MB」。

パワポ内に貼り付けられた写真（画像）が重いようです。

ではパワポ自体の容量を小さくできないかと、まずはzip形式に圧縮をかけてみますが大して変わりません。

一応別の方法としては「クラウドを利用して送る」手もあるのですが、正直めんどくさい…。

パワポの容量を減らせる方法ってなにかないかなぁ？と考えてみます。



そこで試してみたのが「パワポ内に貼り付けられている画像データの形式変換」。

アプリなどで画像データの変換をしようとするとこれまた面倒なので、パワポのみでやってみます。

詳しくは次の通り。

�@ パワポ内にある画像の上で右クリックし「図として保存」を選択

�A 形式をJPEGに変え、デスクトップなど適当なところにいったん保存する

�B パワポ内の同じ画像の上でもう一度右クリックし、「図の変更」からJPEG保存した画像を選択

�C 完了

これで画像が見た目の大きさの変わることなくJPEG形式に変わります。

なお、どの画像データが大きいかというのは�@を形式変換せず保存して、プロパティから確認すると分かります。

このケースの場合、パワポのデータが8MGまで減ったのでメールで送ることができました。

どうやらデジカメで撮った画像をそのままパワポに貼り付けるとこうなるみたいですね…。

考えてみれば当たり前か。

皆さんもデジカメで撮った画像をそのまま貼っている時には試してみてください。

なお、ページの最下部に今回のことをもっと詳しく解説した記事へのリンクを載せておきます。

よかったら見てみてください。


ということで、今回はこんな感じです。

次はまた別のトラブルを紹介する予定です。

ではまた次回も読んでください。

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