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2016年05月12日
準防火地域の窓
こんにちは、つばさです。
準防火地域に該当する土地で、家を建てる場合
玄関ドアや窓を、
防火仕様へ変更しなければいけない法律があり
この防火仕様の商品が、通常の物と比べて高額のため
窓を沢山設置したい家の場合
ちょっとビックリするくらいの費用アップとなってきます。
ただし、全てを防火仕様にしなければいけない訳ではなく
具体的には・・・
1階部分は、隣接の土地境界線から、3m以内
2階部分は、隣接の土地境界線から、5m以内
という決まりがあるため
上記図の白い部分に該当する場所に
玄関や、窓を設置する場合は通常の商品で大丈夫です。
その為、準防火地域でも土地が広ければ
隣からの距離が取れるため、特に問題なしです。
ですが・・・1階：3m 2階：5mって結構な距離ですよね(>_<)
我が家の場合も
家の形と、建てる位置を色々検討してみたのですが
リビング部分の窓を対象外にすることが精一杯でした。
本当は玄関ドアも、対象外の位置へ持ってきたかったのですが
そうすると、形的にリビングの広さが狭くなったり・・・と
総合的に考えて断念しました。
それでも、リビングの窓は大きな窓にしていて
大きな窓を防火仕様に変更 ＝ 値段も高額
となってきますので、リビングだけでも
対象外に出来ただけ、良しとしなければいけないのかな・・
そして・・・防火仕様の場合、値段が高い！の他に
窓ガラスに関しては、網入りガラスが基本となってきます。
そうすると、窓から見る外の景色が
このような感じになります。
※左側の網部分です
大きな窓にして、外の景色を楽しみたいと思っても
網入りだと、見え方が全然違ってきますね。
もちろん、網無しの防火窓もいくつか存在しているのですが
寒冷地においては、窓の断熱性能が重要なポイントの為
網無しが良い！という方も
窓選びの優先順位としては、恐らく
① 防火仕様 （法律的に必須！）
② 断熱性能が高い
③ 網無し
になってくるかと思います。
我が家の場合は、網入りで断熱性能が高めの窓を
工務店の担当者に勧められて、もう変更は出来ませんが
せっかくだったら、やっぱり網無しが良いですよね♪
ということで
商品価格は置いておいて・・・
いくつか該当する商品見つけたので、ご紹介いたします。
旭硝子株式会社の商品で、
具体的な断熱性能の数値は不明ですが
Low-Eペアガラス対応ですので断熱性能も高めだと思います。
クレトイシ株式会社の商品で、旭硝子さん同様に
こちらも、Low-Eペアガラス対応です。
そして、防火窓としてはペアガラスまでで、トリプルガラスは
まだ販売している所ないだろうなぁと思っていたのですが
こちらは
大手ハウスメーカー「スウェーデンハウス株式会社」で
開発している窓のようです。
Low-Eが入ったトリプルガラスで
ピルキントン社製耐熱強化ガラス「パイロクリア」を使用。
木製サッシは断熱性能がかなり高く
トリプルと合わせて、全体の性能がかなり良いと思います。
もしかするとこちらは、スウェーデンハウス以外で家を建てる方は
使わせてもらえないかもしれないですが・・・
スウェーデンハウスリフォーム株式会社でも
取り扱っているようですので興味がある方は聞いてみて下さい。
そして最後に
ＧＥＲＭＡＮ ＨＯＵＳＥ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎという会社の商品で
スウェーデンハウス同様に、木製サッシ＆トリプル対応で
熱貫流率：0.75という数値のようで,かなり断熱性能が高いです。
ペアガラスの場合でも、
熱貫流率：1.3と性能高いですね。
いずれの商品も、準防火地域で全て使用可能ですので
・窓の位置を工夫しても、防火エリアに入ってしまう
・断熱性能が高くて、網なしが良い
という方は、
全ての窓は無理でも、一部ピンポイントで変更して
外の景色を楽しむのも良いのかなぁと思います。
でも、お値段次第かなぁ・・・
ちなみに
網入りガラスの場合、熱割れやサビ割れによって
自然に割れるケースが、たまにあるようです。
そういった観点からも、網なしの方が良さそうですね。
でも、やっぱり・・・
お値段次第ですね！！
◆5/16追記
準防火地域の対応として、網入りガラスだけではなく
『防火シャッターでも対応可能ですよ』と、コメントで情報いただきました。
大きな窓の場合、網入りガラスがかなり高額になってきますので
防火シャッターの方が安くなる可能性、十分ありますし
網無しガラスでいけるので、視界もクリアですね♪
たかさん、貴重な情報ありがとうございます！
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準防火地域に該当する土地で、家を建てる場合
玄関ドアや窓を、
防火仕様へ変更しなければいけない法律があり
この防火仕様の商品が、通常の物と比べて高額のため
窓を沢山設置したい家の場合
ちょっとビックリするくらいの費用アップとなってきます。
ただし、全てを防火仕様にしなければいけない訳ではなく
具体的には・・・
1階部分は、隣接の土地境界線から、3m以内
2階部分は、隣接の土地境界線から、5m以内
という決まりがあるため
上記図の白い部分に該当する場所に
玄関や、窓を設置する場合は通常の商品で大丈夫です。
その為、準防火地域でも土地が広ければ
隣からの距離が取れるため、特に問題なしです。
ですが・・・1階：3m 2階：5mって結構な距離ですよね(>_<)
我が家の場合も
家の形と、建てる位置を色々検討してみたのですが
リビング部分の窓を対象外にすることが精一杯でした。
本当は玄関ドアも、対象外の位置へ持ってきたかったのですが
そうすると、形的にリビングの広さが狭くなったり・・・と
総合的に考えて断念しました。
それでも、リビングの窓は大きな窓にしていて
大きな窓を防火仕様に変更 ＝ 値段も高額
となってきますので、リビングだけでも
対象外に出来ただけ、良しとしなければいけないのかな・・
そして・・・防火仕様の場合、値段が高い！の他に
窓ガラスに関しては、網入りガラスが基本となってきます。
そうすると、窓から見る外の景色が
このような感じになります。
※左側の網部分です
大きな窓にして、外の景色を楽しみたいと思っても
網入りだと、見え方が全然違ってきますね。
もちろん、網無しの防火窓もいくつか存在しているのですが
寒冷地においては、窓の断熱性能が重要なポイントの為
網無しが良い！という方も
窓選びの優先順位としては、恐らく
① 防火仕様 （法律的に必須！）
② 断熱性能が高い
③ 網無し
になってくるかと思います。
我が家の場合は、網入りで断熱性能が高めの窓を
工務店の担当者に勧められて、もう変更は出来ませんが
せっかくだったら、やっぱり網無しが良いですよね♪
ということで
商品価格は置いておいて・・・
いくつか該当する商品見つけたので、ご紹介いたします。
網なし耐熱強化ガラス： マイボーカ
旭硝子株式会社の商品で、
具体的な断熱性能の数値は不明ですが
Low-Eペアガラス対応ですので断熱性能も高めだと思います。
樹脂サッシ + 耐熱強化ガラス： Montage
クレトイシ株式会社の商品で、旭硝子さん同様に
こちらも、Low-Eペアガラス対応です。
そして、防火窓としてはペアガラスまでで、トリプルガラスは
まだ販売している所ないだろうなぁと思っていたのですが
木製サッシ三層ガラス網無し防火窓
こちらは
大手ハウスメーカー「スウェーデンハウス株式会社」で
開発している窓のようです。
Low-Eが入ったトリプルガラスで
ピルキントン社製耐熱強化ガラス「パイロクリア」を使用。
木製サッシは断熱性能がかなり高く
トリプルと合わせて、全体の性能がかなり良いと思います。
もしかするとこちらは、スウェーデンハウス以外で家を建てる方は
使わせてもらえないかもしれないですが・・・
スウェーデンハウスリフォーム株式会社でも
取り扱っているようですので興味がある方は聞いてみて下さい。
そして最後に
高性能木製窓： GERMAN WINDOW
ＧＥＲＭＡＮ ＨＯＵＳＥ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎという会社の商品で
スウェーデンハウス同様に、木製サッシ＆トリプル対応で
熱貫流率：0.75という数値のようで,かなり断熱性能が高いです。
ペアガラスの場合でも、
熱貫流率：1.3と性能高いですね。
いずれの商品も、準防火地域で全て使用可能ですので
・窓の位置を工夫しても、防火エリアに入ってしまう
・断熱性能が高くて、網なしが良い
という方は、
全ての窓は無理でも、一部ピンポイントで変更して
外の景色を楽しむのも良いのかなぁと思います。
でも、お値段次第かなぁ・・・
ちなみに
網入りガラスの場合、熱割れやサビ割れによって
自然に割れるケースが、たまにあるようです。
そういった観点からも、網なしの方が良さそうですね。
でも、やっぱり・・・
お値段次第ですね！！
◆5/16追記
準防火地域の対応として、網入りガラスだけではなく
『防火シャッターでも対応可能ですよ』と、コメントで情報いただきました。
大きな窓の場合、網入りガラスがかなり高額になってきますので
防火シャッターの方が安くなる可能性、十分ありますし
網無しガラスでいけるので、視界もクリアですね♪
たかさん、貴重な情報ありがとうございます！
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