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2018年01月12日

朝飯食べたら(;^_^A花の応援団思いだした(;’∀’)








かつて、一世を風靡(ふうび)したガクラン体育会系Hギャグがついに復活やねん!!主役は、泣く子も黙る南河内大学応援団本部親衛隊隊長、その名ぞ青田赤道。お馴染みの「ちゃんわ、ちょんわ」や「クエッ、クエッ」のポーズを繰り出しながら、今日もひとりで嵐を巻き起こす、みすずちゃん富山.北口.あほの前田.剛田先輩や懐かしい('◇')ゞ
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嗚呼!!花の応援団 / 異邦人 (1976


モデルになった大学は近大、摂南、桃山学院のどれかって大阪出身の友人が言ってたなあ
BSマンガ夜話 「嗚呼!!花の応援団」 どおくまん (2000年)



嗚呼!!花の応援団



SOUL チョンワ


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どおくまん作品を紹介するシリーズ、第2回は「嗚呼!!花の応援団」。南河内大学の応援団を舞台に、団員たちがあれやこれやを繰り広げる、1話完結のギャグマンガです。

リアルタイムでどおくまんに触れてきた読者にとっては、これこそがどおくまんの大ヒット作であり、代表作であり、「ザッツ・どおくまん」というべき作品だろうと思います。

1970年代に連載されていたマンガなので、大ヒットしたといってもピンとこない人も多いと思いますが、マンガのヒットを受けて映画化された……といえば、ヒット感が少しは伝わるでしょうか。

映画は『嗚呼!!花の応援団』(1976年8月公開)、『嗚呼!!花の応援団 役者やのォー』(1976年12月公開)『嗚呼!!花の応援団 男涙の親衛隊』(1977年3月公開)の三部作が制作されたのですが、なんと8カ月の間に立て続けに公開され、第1作はその年の邦画配給収入ランキングの第8位になったというから、そのヒットぶりたるや相当のものだったのだろうと。もっと後の年代でいうと「ビーバップハイスクール」みたいな? もっともっと後の年代でいうと「クローズ」みたいな?

とはいえ自分は前回の「暴力大将」、つまり「ストーリーマンガのどおくまん」から入ったクチなので、「どおくまんといえば花の応援団」という風潮に抵抗を感じていました。そもそもストーリーマンガに比べてギャグマンガって風化が早そうなイメージがあって、そこへいくと「花の応援団」なんて40年以上前のギャグマンガだから、いま読んでも全然通じないんじゃないかと。

でもね。

読んでみると、やっぱり「どおくまん」なんですよ。

ぶっちゃけ、いま読むとしんどい表現も多い。Wikipediaに「暴力、下ネタ、スカトロネタなども極めて多いお下劣ギャグ漫画」と書かれていますが、まさにその通りで、ゴリゴリの男性優位目線だし、現代のマンガの掲載基準だとアウトな部分も多い。それは確かにそう。

それでもなお、「花の応援団」はすごいマンガだと推薦したい。今から丁寧にその理由を説明していきますね。かなり派手な下ネタ、お下劣表現も出てきますので、そのへん苦手な方はくれぐれもご注意を。

最初にガツンと言っておきたい。この作品でどおくまんは、いろいろなマンガ表現の「発明」をしています。「BSマンガ夜話」で「花の応援団」を取り上げた回を見たら、「(表現技法について)どおくまんは自分の価値観を読者に押し付ける」なんて言ってたけど、いやいやそれは違うだろと。

マンガの歴史って、「表現文法の開発の歴史」でもあって、先達たちがいろんな表現技法を開発し、それが受け継がれ洗練されてきたからこそ、今日のマンガの繁栄があると思うんですよ。で、そういう視点で見ると、どおくまん作品、特にこの「花の応援団」は目を見張る表現がめちゃくちゃ多い。
たとえば、この「バキバキ バキンチョ」という擬音。言葉で説明しにくいんだけど、「バキバキバキ」じゃなくて「バキバキ バキンチョ」のほうが、「擬音に余韻がある」というか、「破壊音なのにギャグ感がある」という気がしませんか?

どおくまんは、既存の擬音表現に依存せず、自分の生理感覚をなるべく忠実に擬音で表現しようとしているように思うんですよね。

ちなみにこの怪物みたいな男が、「花の応援団」の中心キャラクターである青田赤道(あおた・あかみち)です。






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