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2017年11月05日

ソフトB松坂退団へ 在籍3年で登板1試合 コーチ兼ねて復帰目指す案は辞退






リハビリ継続しているんや!!諦めんと(;^_^A
復活勝利まってるでぇ(;^_^A
福岡ソフトバンクの松坂大輔投手(37)が今季限りで退団する意向を固めたことが4日、分かった。在籍3年目の今季は右肩の不調から1、2軍を通じ登板なし。球団から支配下選手登録を外れた上で、コーチを務めながら復帰を目指すよう打診されたが、辞退した。






 米大リーグで9年プレー後、2015年に日本球界復帰し、3年総額12億円(推定)プラス出来高の大型契約で入団。先発の一角と期待されたが右肩の不調を訴え、同年8月に手術を受けた。

 翌16年はリハビリが続き、移籍後初登板はレギュラーシーズン最終戦の10月2日楽天戦で、1回5失点だった。オフにプエルトリコ・ウインターリーグに参加するなどして復活を目指したが、今年は3月25日のオープン戦の登板を最後に、実戦から離れていた。

 ソフトバンクでは10年に3度目の右肩手術を受けた斉藤和巳が11年から3年間、支配下登録を外れリハビリ担当コーチを務めながら復帰を目指した例があり、今回も同様のポストを打診したもようだ。一方、松坂は9月末に「続けるつもりがなければ最初からハビリもしていない。もう一度マウンドに立ちたい。たとえ契約してもらえなくても、諦めずリハビリはやっていきます」と現役続行の意思を強調していた。

 10月末に本格的なブルペン投球を再開した際には「投げられるところまできた。僕の中で一区切り」と手応えも口にしていた。日米通算164勝右腕も、在籍3年間で未勝利。現役続行なら来季で20年目となるが、その道のりは険しいものになりそうだ。

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■40日ぶり筑後で練習

 今季限りで3年契約が切れる福岡ソフトバンクの松坂大輔投手(37)が26日、来季の現役続行へ強い意欲を見せた。2015年に日本球界へ復帰後、同年8月の右肩手術などもあり、3年間で1軍登板は1試合にとどまっている。右肩の不調のため今季中の実戦復帰は絶望的だが、肩の状態は回復傾向にあるという。球団は松坂本人の意思を尊重する考えで、背番号「18」は来季20年目となる18年に完全復活を目指す。

■右肩の状態回復傾向

 胸中の火は消えることなく、むしろ燃え盛っていた。今季1軍ではもちろん、2軍公式戦でさえ1球も投じていない。それでも松坂にユニホームを脱ぐ考えはない。筑後屋内練習場でキャッチボールなどのメニューを終えた右腕は、自らの去就について口を開いた。

 「最初から、続けるつもりがなければリハビリもしていない。僕としてはもう一度、マウンドに立ちたい。たとえ、契約してもらえないという形になっても、あきらめずにリハビリはやっていきます」

 1軍昇格が検討されていた4月中旬、右肩の状態が悪化。複数の病院で検査を受けても、原因が明確にならなかった。キャッチボールの強度を日によって変えながら、8月中旬には福岡を離れて関東地方の病院へ。そこでのリハビリを進める過程で、ようやく光が見えてきた。約40日ぶりに筑後で練習を行ったこの日。40メートルのキャッチボールを終え、斉藤リハビリ担当コーチには「肩の負担が少ない投げ方を目指してやっていきたい」と伝えたという。

 「前に比べれば違う。投げていて、以前ほどストレスは感じていない。原因を特定することに時間がかかってしまいリハビリの時間がかかってしまった。時間をかけてやってきて少しずつ良くなってきた」

■40メートルキャッチボール

 そんな松坂の復活を球団も後押ししていく考えだ。後藤球団社長は今季限りで3年契約が切れる松坂との交渉について今月上旬にこう言及。「まずは本人がどう思っているのかを聞かなければ」と前置きした上で「本人も可能性を信じてリハビリしている。会社としての考えを決めた上で、きちんと意見交換をして次のステップをお互いに決めていく」との方針を示しており、近いうちにも松坂と話し合いを行うものとみられる。

 松坂自身もこの日、球団のサポートに関して「十分な環境を与えてもらっているので感謝しかない」と、あらためて口にした。ファームの若手選手と過ごす時間も「元祖怪物」のモチベーションになっている。「みんなと野球ができれば楽しいだろうな、と思いながらリハビリをしていた。『同じグラウンドに立てるように』と思いながらやっていきたい」。心は折れていない。「ホークス松坂」として復活のマウンドに立つ己の姿を信じて、孤独な汗を流す。 (谷光太郎)

◆松坂一問一答

 −4月を最後に投球練習から離れている

 「(病院の)診断も(痛みの原因が)こうだ、と特定できない。画像を見て(異変があると)分かる部分があって、そこが治っても痛みが引かなかった。『別に原因があるんだろう』と言われていて…。そこがなかなか見つからなかったので時間がかかった。『こうしていけば、状態はある程度上がってくるのでは』と医者に言われたので、それを信じてやるだけ」

筑後屋内練習場でキャッチボールする松坂


 −好調だった2月のキャンプの状態に戻したい

 「今やっていることを続けていけば、春先の状態よりも良くなるんじゃないか。やっとですけど、そういう感じは出てきた」

 −この1カ月以上は関東地方の病院でリハビリをしていた。しんどさもあったのでは

 「地味なことの繰り返しですけど、しんどいというのは…。自分で選んでやらせてもらっているので、期待を持ち続けてやってきた」

 −改善の方向性が見えてきたことでストレスも軽減したのでは

 「リハビリをしながら、キャッチボールはしていたけど距離は取れていなかった。実際、今日はどうかな、と思いながら40メートル投げた。もっと距離を伸ばせそう。状態は上がっていきそうだな、と投げながら感じた」

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