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2017年10月03日

小池氏、希望の党で233人以上の候補者擁立を明言「過半数に届く選択肢として擁立したい」












 小池氏が衆院選に向け、初めて過半数以上の候補者を擁立することを明らかにした。2日に都内で報道陣の取材に応じた小池氏は「比例も含め233。過半数に届く選択肢として擁立したい」と断言。獲得議席の目標を過半数超えに定め、政権交代を本気で狙う決意を示した。

 候補者擁立を巡っては、側近の若狭勝前衆院議員(60)が1日のテレビ番組で「(小池氏が)今回ではなく、次の選挙で確実に政権交代できる議席に達するという思いでいるとすれば、今回代表が選挙に出なくても構わない」と発言。今回の衆院選が政権交代を必ずしも目指すものではないことを示唆し、党内外で波紋が広がっていた。

 小池氏は共同通信のインタビューで、若狭氏の政権獲得は難しいとも取れる発言について「そんなことはない」と否定した。今回の表明は、党の勢いをそぎかねない若狭氏発言を打ち消し、政権交代の意志を明確にする狙いがあるとみられる。

 一方で小池氏は、希望の党の第1次公認候補を3日に発表する見通しも明らかにした。当初は2日に表明する予定だったが、希望と民進合流組の候補者間で選挙区調整が難航した














 民進党の前原誠司代表(55)が28日、衆議院が解散されたのを受けて行われた両院議員総会で、来月22日に投開票される衆院選において党として候補者を擁立せず、立候補希望者は小池百合子東京都知事(65)が代表を務める「希望の党」に公認を申請することを党所属議員に提案した。

 前原氏は「今の民進党の状況を考えた末に提案させていただく。他党に合流するということではなく、我々自身がプラットホームを作るということ」と“吸収合併”されることではないと強調。「名を捨てて実を取り、もう一度政権交代を実現させる。安倍政権の退場を、皆さんと共に実現させたい」と話した。

 出席議員には党常任幹事会の名前で、「総選挙の対応について」とした以下の3点が書かれた書面が配布された。

一、今回の総選挙における民進党の公認内定は取り消す。

二、民進党の立候補予定者は「希望の党」に公認を申請することとし、「希望の党」との交渉及び党分の間の党務については代表に一任する。

三、民進党は今回の総選挙に候補者を擁立せず、「希望の党」を全力で支援する。

















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