2014年09月27日
「やばいこれ」「間に合わん」 御嶽山噴火、登山者が緊迫の場面伝える
岐阜と長野の県境にまたがる御嶽山(おんたけさん)が2014年9月27日に噴火し、山頂付近には約250人が取り残されているという。
インターネット上には登山者らの実況ツイートや撮影動画が投稿されていて、緊迫した状況が伝わってくる。
1分で視界が真っ白に
気象庁によると噴火は11時53分ごろ発生した。国土交通省中部地方整備局が設置したカメラで、噴煙が山頂の南側斜面を3キロ以上流れ下っているのが観測されたという。気象庁は5段階ある噴火警戒レベルを平常の「1」から入山を規制する「3」に引き上げた。山頂火口から4キロメートル程度の範囲では、大きな噴石が飛散する恐れがあるといい、周辺地域に注意を促している。
各紙の報道をまとめると、けが人は少なくとも8人いて、複数の人が火山灰に埋まっているという情報がある。また、山頂には約150人以上、剣が峰付近に100人以上が取り残されているという。
何人かの登山者はツイッターで投稿を続けていて、噴火時の様子をうかがい知ることができる。あるユーザーは11時56分以降、「まさかの御嶽山噴火!」「やばいなんだこれなんだこれ」「火山弾降ってきた」と様子を実況。噴火によってもうもうと白煙が上がる写真を掲載していた。
別のユーザーは12時半ごろ「今は火山灰で体真っ白になって、外は真っ暗で明かりないとなにも見えない」と状況を説明し、13時ごろからは避難する様子を実況し始めた。ロープウエイが止まり歩いて下山した。
YouTubeに動画を投稿した登山者もいる。動画をみるとわずか1分程度で白煙によって視界が悪くなる様子が分かる。周囲の人と「やばいなこれ」「避難小屋へ移動しましょう」「間に合わん」などと話しながら避難する、緊迫した場面が収められている。
噴火は7年半ぶり
御嶽山は標高3067メートルの複合成層火山で、富士山に次いで2番目に標高が高い火山として知られている。登山客からも人気が高い。
噴火は約7年半前の2007年3月にも発生したが、当時の噴火はごく小規模なものだった。今月10日ごろから体に感じない火山性地震が増加しており、気象庁は火山灰の噴出などに注意を呼びかけていた。
インターネット上には登山者らの実況ツイートや撮影動画が投稿されていて、緊迫した状況が伝わってくる。
1分で視界が真っ白に
気象庁によると噴火は11時53分ごろ発生した。国土交通省中部地方整備局が設置したカメラで、噴煙が山頂の南側斜面を3キロ以上流れ下っているのが観測されたという。気象庁は5段階ある噴火警戒レベルを平常の「1」から入山を規制する「3」に引き上げた。山頂火口から4キロメートル程度の範囲では、大きな噴石が飛散する恐れがあるといい、周辺地域に注意を促している。
各紙の報道をまとめると、けが人は少なくとも8人いて、複数の人が火山灰に埋まっているという情報がある。また、山頂には約150人以上、剣が峰付近に100人以上が取り残されているという。
何人かの登山者はツイッターで投稿を続けていて、噴火時の様子をうかがい知ることができる。あるユーザーは11時56分以降、「まさかの御嶽山噴火!」「やばいなんだこれなんだこれ」「火山弾降ってきた」と様子を実況。噴火によってもうもうと白煙が上がる写真を掲載していた。
別のユーザーは12時半ごろ「今は火山灰で体真っ白になって、外は真っ暗で明かりないとなにも見えない」と状況を説明し、13時ごろからは避難する様子を実況し始めた。ロープウエイが止まり歩いて下山した。
YouTubeに動画を投稿した登山者もいる。動画をみるとわずか1分程度で白煙によって視界が悪くなる様子が分かる。周囲の人と「やばいなこれ」「避難小屋へ移動しましょう」「間に合わん」などと話しながら避難する、緊迫した場面が収められている。
噴火は7年半ぶり
御嶽山は標高3067メートルの複合成層火山で、富士山に次いで2番目に標高が高い火山として知られている。登山客からも人気が高い。
噴火は約7年半前の2007年3月にも発生したが、当時の噴火はごく小規模なものだった。今月10日ごろから体に感じない火山性地震が増加しており、気象庁は火山灰の噴出などに注意を呼びかけていた。
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