日々の出来事

第８５回都市対抗野球大会（毎日新聞社、日本野球連盟主催）は２９日、今大会最多となる３万人の観衆を集めて東京ドームで決勝が行われ、西濃運輸（大垣市）が富士重工業（太田市）に２−０で勝ち、初優勝を果たした。

　西濃運輸は二回、谷の右前適時打で先制。六回にも阪本の左前適時打で１点を追加した。投げては、先発・佐伯が富士重工業を完封した。

　この日は、天皇、皇后両陛下が初めて都市対抗野球の決勝を観戦された。

　○西濃運輸（大垣市）２−０　富士重工業（太田市）●

　西濃運輸が少ない好機を着実に得点に結びつけ、頂点に立った。二回、チーム初安打となる伊藤の二塁打と、阪本の右前打で無死一、三塁とし、谷の右前適時打で先制。六回は２死無走者から、左翼線二塁打で出た伊藤を阪本の左前適時打で還して加点した。先発の右横手投げ・佐伯は緩急を生かした投球で太田市打線の打ち気をそらし、二塁を踏ませず散発３安打完封した。

　富士重工業の先発・猿川は打ち取った当たりが安打になる不運もあったが要所で粘れなかった。打線も最後まで佐伯に対して狙い球を絞りきれなかった

優勝おめでとう！