2017年04月22日
危険な状態が続く
義兄が到着してすぐ医師の説明が始まりました
医師が
「大変危険な状態です。今すぐ決断をしなければ命が危ないです
只、次男さんの意見は装置は待ってほしいとお聞きしました
長男さんは装置を付ける事で聞いています」
義兄は
「はい、ちょっとでも助かる可能性があるならそうしてもらった方が良いと思います」
医師は
「ですが一度装置を付けてしまうと呼吸は出来ますが
もう取り外す事が出来ません
寝たままで、1年2年それ以上も考えられます
所謂、植物状態になります」
義兄は黙ってしまいました・・・・・・
主人が話し出しました
「なるべくなら、それは選択したくはないです。高齢ですし、やはり植物状態は可哀そうすぎます
他に選択の余地は無いんでしょうか」
医師
「分かりました
今この病院で出来ることはその方法ですが
専門の病院ならもう一つ前の方法があります
喉を切らなくていい方法です
それな酸素を送ることが出来て、自発で呼吸が出来るようになれば抜くことも可能です
ただ、それもやってみないと何とも言えませんが、どうしますか」
主人「それなら抜くことも出来るんですね」
医師「状態が状態なので何とも言えませんが、もし回復すれば取り外せます。そうしますか」
主人「そういう専門の病院がこんな夜に見つかりますか」
医師「はい大丈夫です。見つけます」
主人・義兄・私「はい、それでお願いします」
ということですぐ措置が出来る病院を探してもらうことになりました
暫く待合室に待機してる間、主人と義兄の二人で話した方がよいと思い
私は少し席を外しました
15分くらい二人で話をして居ました
義兄の顔が来た時と違ってました
少し神妙で話を受け入れる様な感じになってました
二人で短時間ですけど昔のように話が出来る関係性に戻ったような気がします
やはり兄弟ですね
こんな時ですが、こんな時こそ力を合わせないと
少し安心しました
15分くらいで病院が見つかりました
直ぐ搬送です
救急車には義兄が乗り込み、あとから私達が車で付いて行きました
搬送先は隣の市の病院です
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