【更新終了】凡庸な人の普通な暮らしの徒然

２１日は年休取得するので４連休

いまだどこに行こうか

決心がつかない

台風１９号がきてからどこか猛烈に行きたいという気持ち

がなくなってしまった

本日は ただただ無力である

台風で誰もが感じたと思うが

われわれは本来、無力である

たとえいくら技術が進歩してもこの無力であることに変わりない

ハイデガーさんの『存在と時間６』を読んでいる

そろそろ２回目を読み終えるころだ

そこには「負い目ある存在」ということが書かれている

われわれは生まれたときからこの「負い目」を持っているのである

この「負い目」は悪いことしたり借金したりしたりするときに感じる

「負い目」ではない

われわれはたまたまこの世界に被投されたのである

われわれはたまたまこの世界に投げこまれたのである

金持ちの子供に生まれた人もいれば

食べるものさえことかく貧困に生まれた人もいる

だれもそれを選択することなく生まれてきたのだ

そうたまたまその環境化に生まれてきたのだ

ということはそもそも無力である

無力であるのは無常とも置き換えることができようか

そんな負い目があることからわれわれは目をそらす

考えれば智慧をだせば解決できると思われがちである

いやいやはなから無力であり無である

自戒として日頃からいましめたいものである

われわれは本来、無であることを

まとめ
・わかりかけてはまた手放す