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2018年07月06日

赤裸々

大雨むしむし暑く

大雨べとべと手のひらに

今日はさすがに朝鳥の声聞こえず

しとしと雨がしとしとと

本日は 赤裸々 

ここ2週間ほど朝は

鈴木大拙さんの「新編 東洋的な見方」を読んでいる。

その中で「赤裸々」ということばがよく出てくる。

大用現前不存規則

大用現前不存規則

大用現前とは赤裸々で働くことだという。

赤裸々で働くこと

どういうことだろうか

今ここにあるところで誠実に働くことだろうか

なんの執着や習慣、因習を取り除き

あるがままの自分で

いまここで働く

そんな意味だろうか。

後ろの四文字、不存規則とはどういうことだろうか。

赤裸々で働くならば、

その規則ということは外から与えられたもの

ではなく

内から自らがその規則を作りだすものだ

そう言ってるのだろうか。

大用現前不存規則

毎日、雑記帳に一字一字書きながら考えている。

とっさに詩が浮かぶ。

いまをいきよ

いまをいきよ

おお船長

わが船長

向かうはわがこころの進路

風ふくままに

前半は「dead poets society」から浮かびました。

東洋でも西洋でもつながるところはつながる。

李商隠のように獺祭しながら詩を作りたいが

まずは思いめぐらすままに。

赤裸々に戻るとする。

生まれたての赤ん坊は赤い裸で出てくる。

だから赤ん坊なのだ。

そうすると赤裸々とは

こうした何もしらない境地のことなのだろうか。

しっていてしらない

しらないでしっている

赤裸々

赤裸々

だんだん横山大観の「無我」の絵が思い浮かぶ。

あれだ

まとめ
・赤裸々 なむあみだぶつ なむあみだぶつ
posted by ましゅ at 04:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然
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