【更新終了】凡庸な人の普通な暮らしの徒然

梅雨が明ける

目を楽しませてくれたあじさい

また来年

暑い夏さん。こんちわ。

本日は 目的なき祈り

人は祈りを捧げるとき

それは目的なき祈りだろうか。

家族のため

自分のため

国家のため

幸せになるため

そのもの自体のため

死者への安らかに眠り給え

鎮魂の祈り

何かしらの目的のために祈りがある。

誰かのために、何かのために

その祈りがある。

ただ祈りたいから祈る。

「目的なき祈り」があっていい。

君は誰に対して祈っているのか

祈りたいから祈るのだ

君は何のために祈っているのか

祈りたいから祈るのだ

目的のための祈りではなく

祈りたいから祈る。

これは一遍の時宗にもみられる。

念仏を念仏する。

同じだ。

最初からこの境地に至るのではなく

あっちへこっちへといきつつたどりつくのである。

さらにこれもこれで終わりではなく

「目的なき祈り」は果たしていいのだろうか

と問いが生まれ、また

「目的ある祈り」へと帰っていく。

その縁なし円を循環するのだ。

どっちなんだ

どっちでもよい

すべてはよいのである。

祈りあり祈り

祈りなき祈り

つきることはない。

「祈り」

いまここに生きているこそがすでに「祈り」となる。

おもいついたときに祈るのではなく

常に「祈り」が生きている。

そうわれわれに。

まとめ
・サマージャンボがあたりますようにと祈る