【更新終了】凡庸な人の普通な暮らしの徒然

深夜、W杯第3戦をみる。

相手はポーランドだ。

後半1点ビハインドの中、他試合の経過がわかる。

コロンビア対セネガル。コロンビアが1点先取したことを知る。

この時点で日本は得失点でセネガルにならび、

あとイエローカードの枚数勝負となり、日本側は少ないため

決勝リーグに進む可能性が出てきた。

そのため後半15分はつまらない試合となってしまった。

闘う試合でない試合がどれほどつまらないかよくわかる。

闘っている選手が一番くやしいだろう。

でも決勝リーグに進出できた。

嬉しいやらなんやら。これも「妙」。

本日は　無縁円

縁がない円を見たことがあるだろうか。

境界線があっても円。

境界線がなくても円。

色即是空　空即是色。

鈴木大拙さんの著書「東洋的な見方」に出てくる。

この縁がない円。

線で囲まない円はある。

たとえば、山道を歩いているとき

麓をふとみたとき草や花が丸のように空いた箇所から

のぞきみたとき

あたかも円のように草や花に囲まれた中の空いた処。

円に見えるかもしれないし、

見れないかもしれない。

ただわたしは円だと思える円。

この縁がない円。

可能性は無限なのだ。

円とこころに見るところ、

測りしれない。

縁がないのだからどこまでも

どこまでも

好きなだけ

自分の円を描くことができる。

縁もつなげることができる。

抽象的でなくすごく具体的だ。

欠けた月も円を意識するとおもしろい。

この縁がない円。

こんな縁がない円を考えた。

石牟礼道子さんの句

祈るべき天とおもえど天の病む

天の病むならどうしようもない

しからばこの歌で返そうか

心だに誠の道にかなひなば

祈らずとても神やまもらむ

そこで止まらない。可能性はつづくのだ。

「無縁円」

「無縁円」

いいなぁ

いいなぁ

まとめ
・境界なく、可能性を導くことば　無縁円