【更新終了】凡庸な人の普通な暮らしの徒然

今日はちょっと晴れるらしい

またも直前で予約したけれど、今日はあるマンガの展覧会にいく

場所が不便なところにあるのだけれど今から楽しみである

本日は スープとイデオロギー(ポレポレ東中野)

末井昭さんのツイッターをよく見ている

そのなかで映画『スープとイデオロギー』がありとても興味を引いた

しらべてみるといま話題になっている東風 配給となっている

ということで昨日はとことこ東中野までお出かけ

中野は仕事で２年ほど通っていたことがあるのだが実はその隣の東中野で降りたことがない

ポレポレ東中野もはじめていく映画館だ

ポレポレ東中野は駅からすぐ近く



最初ポルポルと読んでいた



ここから地下に入る

興味がわくチラシがたくさんある

あれもこれも面白そう



さて、映画なのだが

ヤン ヨンヒ監督のオモニ（お母さん）の家族のドキュメンタリー

済州島の出身で朝鮮併合で大阪に出てきたが大阪が空襲を受けるとまた

済州島に戻り暮らすことになる

日本の終戦後、北朝鮮と韓国が分断される

韓国に近い済州島であるが北朝鮮に呼応する集団もあり

住民を含めて虐殺した事件が四・三事件とのこと

なんとか逃げ出してまた日本の大阪に戻るもこの事件をきっかけに南の政府を信じれず

北朝鮮に息子３人を送り出し手元に末娘のヤン ヨンヒさんだけを残して生きてきたオモニ

その間も仕送りは欠かさずしていたらしい

そういう体験をしてきたオモニとヤン ヨンヒさんの心の通い合いが実に見事描かれている

映画は重苦しかというとそうでも明るいほうにしているのは

オモニの明るさとヤン ヨンヒさんの夫である荒井カオルさん

荒井カオルさんのTシャツにも注目

済州島の四・三事件の記念式典にいった３人であったが

ヤン ヨンヒさんがオモニが兄３人をなぜ北朝鮮に送ったのか来てみてはじめて

わかったという

涙するヤン ヨンヒさんとアルツハイマーを患ったオモニにそっとよりそう

荒井カオルさんがいい

オモニの作ったスープを今度は自分で作る姿もいいな

オモニの作ったスープはほんと美味しそうだった

なんかとりとめのない話になってしまったが

また知らない世界を知るきっかけになった

まとめ
・観光地の済州島でそんな事件があったとは知らなかった