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2020年08月21日

一番最初に気づいたものとは何か

フランクルさんの『夜と霧』を再読しはじめた

購入したのはおそらく10年前かもしれないが

ことあるたびに読み直している

邦題は『夜と霧』であるが

原題は『心理学者、強制収容所を体験する』である

アウシュビッツについてドイツ将校の前にいき彼の手の動き(右が生、左が死)

で人生がきまった

90%の人が左にいきついてまもなく殺されたとある

その光景をイメージするときなんとも恐ろしい

本日は 一番最初に気づいたものとは何か

ハイデガーさんの『存在と時間』の中でこの気づきについて重要視されている

気づき

ふと

思い出せる範囲で一番最初に気がついたものは何であったろうか

生まれたての赤ん坊は最初に取り上げられた手に気がついたであろうか

いや母親の羊水にいるときにその水に気がついたであろうか

当然であるがじぶんではそんなことは気がついた思い出はない

では一番最初に気がついたものは何であろうか

わたしは母親の背中である

泣き叫んでいるわたしをあやしている母親の背中

これが思い出せる気づきの最初である

何歳頃だろうか

ぼんやりとしてしかないがいだに覚えている

母親の背中がわたしの気づきのはじまりである

まとめ
・死ぬときの最後の気づきはなんだろうか 




posted by ましゅ at 04:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然
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