離婚までの道のり

毎月毎月、カードの支払いに追われ‥‥

ついにやり繰りの限界に
カードの支払いが滞るようになっちゃいました。

「○○日までに口座にお金を入れて」と普通に言ってくる（元）夫。

もう無理、出来ないと思いながらも、出来ない自分が悪いのかと思い
「ごめんなさい‥‥出来ない」と謝ってしまう自分がいた。

どんなに、お金がないというってもわかってくれない（元）夫。
「仕事」だ。との一点張り。

そのころ、息子は私立の音大生。娘は県立の高校生だったが、1年間の海外留学。
そして私は、正社員として務めていたものの、毎月毎月支払いに追われ‥
今思うと、精神的にも追い詰められ、鬱状態。

とにかく、何とかしなきゃ。自分が頑張らなきゃ。子供達が希望の道に進めるように、
私が支えていかないと思い詰める毎日。
正社員として働いても、支払いが追い付かない
ついに私はスナックで働く事を決意

昼間は残業とならないように、必死で仕事を終わらせ、
急いで家に帰り、着替えて化粧をして‥‥

当然、ご飯なんか作っている暇もなく、週3回ほどの夜のバイトの日は、
息子のために、お惣菜やお弁当を買って帰り、自分はほどんど夕食は食べない生活。
自分の食費を削り、強度の貧血に

先を考えると不安になるだけだった。
なので、今日その日やることだけを考えて過ごした。

駅から家までの15分程の距離。
不安感に押しつぶされて、足が前に出なく、歩く事が出来なかった時もあった。
それでも、歩くしかないので、泣き出してしまいそうな気持ちを堪え必死に歩き、家に帰った。

床にへたり込み、涙が溢れ出た。何が悲しいのかもわからないけど悲しかった。
身体が動かなっかた。貧血の治療を行い改善されても、鉛のように重い身体は変わらなかった
完全にうつ状態。

当然のように、家の掃除は出来ない。家はどんどんと散らかってくる。
汚れていく家を見ながら、動けない自分を責めていた。

そして動けない事を、子供達には悟られないようと必死に頑張った。
その時は、鬱だと気が付くよしもなかった。

今思うと、あの時に倒れてしまっていたら、また、何かが違ったのかもとも思う‥‥
頑張り過ぎると、周りをダメにする事を、今は知った


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