2019年03月23日
今何故増えるタイヤのパンク!
今何故増えるタイヤのパンク!
「10年間で激変! タイヤのパンクが急増」
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タイヤのパンクが激増している。
2019年3月8日にJAF(日本自動車連盟)が発表したリリースによると、タイヤトラブルによるロードサービスの出動件数は、2007年度が28万6934件だったのに対し、最新の2017年度には39万1799件と36.5%も増加。
これは過去最多件数で年間40万件も目前に迫っている。
(何故、道路整備された場所でのパンクが増えているのでしょうか?
不思議でならない。)
今や未舗装道路は滅多に見なくなり、タイヤの性能も向上していることを考えると、この結果は驚きである。
なぜ、いまタイヤのパンクに関わるトラブルが増加しているのか?
その背景には3つの原因が考えられる。
タイヤは、ブレーキと並び車の安全運行に欠かせない最も重要なパーツのひとつ。
そこで、いま一度タイヤの点検方法も合わせて確認しておきたい。
10年間で激変! タイヤのパンク なぜ急増? 背景にある3つの原因
タイヤのパンクに関する出動件数の推移。
パンク関連の出動が劇的に増えているだけでなく、全体に占める構成比も約3.6割増えている(出典:JAF)
出動件数は10年で10万件増!! JAFの見解は?
タイヤのパンクが増加したというニュースとともに、JAFは「1カ月に1回が適正とされているタイヤの点検サイクルだが、約4万6000人にアンケート調査したところ1カ月に1回タイヤを点検している人は3割に満たない1万2716人だった」という調査結果も発表した。
(車というものに興味が薄れているんでしょうね!
ただの乗り物と化したからでしょうね!
愛着がないものはなかなか点検等しませんからね!)
この調査結果も踏まえ、JAF広報部にパンクが増加している理由の見解を聞いてみたところ、
「タイヤトラブルに対するロードサービスの出動においてその原因は記録しておらず、原因はわかりかねます。ただ、タイヤの点検頻度の不足が原因の1つと考えることはできるでしょう」
という回答だった。
この回答も踏まえて、タイヤのパンクに起因するトラブルが増加している背景には、主に3つの原因があると筆者は考える。
10年間で激変! タイヤのパンク なぜ急増? 背景にある3つの原因
レベルゲージを使った空気圧チェックの様子。
特に運転中は、かなり空気圧が低下していないとその状態に気づかないといわれる。
それだけに定期的な空気圧の確認はパンク予防に大きな意味を持つ
タイヤに対する関心低下もパンク増加の一因に
【1】点検不足も含めたタイヤに対する関心の低下
昨今は、各種メンテナンスの指定サイクルの長期化や車がさほど知識なく使える道具になったという背景もあり、車に対する関心の薄れが、パンクの増加を招いた最大の原因ではないだろうか。
(車に関心ない人が増えたんでしょうね!
ただの乗り物ですよ!
メンテナンスをしない乗り物!)
タイヤの点検項目としては「空気圧」、「残り溝」、「ひび割れ」、「キズ」といったものが挙げられる。
空気圧以外の3つに関しては、JAFが適正と謳う「1カ月に1度」の点検でも良いが、空気圧だけはできるだけマメに、理想を言えば車に乗るたび出発前に点検しておきたい。
空気圧はエアゲージを1つ持ち、その車の指定値を基準にキープされているかを確認したいが、これを車に乗る都度確認するのは煩わしいことも事実。
そのため最低限の点検として、タイヤが空気圧不足でいつもより潰れていないか目視で確認、タイヤを軽く蹴って空気圧が不足していないか確認する等でも、何も点検しないよりはずっといいだろう。
(見て確認が一番簡単ですね!
気になればガソリンスタンドで確認すればいい)
空気圧が減っている場合、ガソリンスタンドで充填するのもいいが、給油の時期でなかったり、給油のいらない電気自動車では、日常的にガソリンスタンドに立ち寄らない場合もある。
そんな時に役に立つのが電動空気入れだ。
電動空気入れは、パンク修理キットが標準装備の車なら12Vソケットで使えるものが付属されており、付いていない車でもネット通販なら3000円程度で買えるものも多く出回っているので、1つ持っていると便利。
また、空気圧以外の点検に関しては、「残り溝」はスリップサイン(タイヤ側面の三角マークをトレッド面に延長したところにある)が出る残り1.6mmが使用限界だ。
タイヤの残り溝が減ってくると、ドライ路面でもコーナリングとブレーキ性能の低下、ウェット路面ではタイヤと路面が接地せず浮き上がったような挙動になるハイドロプレーン現象の原因になるので、ほどほどのところで交換したい。
(雨の日危ないから変えておきたい所ですね!)
なお、タイヤの残り溝は摩耗計(1000円以下で買えるものも多い)で確認するのがベストだが、10円硬貨を使うという手もある。
10円硬貨の縁から常盤木の模様の外側までは約2mmなので、タイヤの溝に10円硬貨を入れて常盤木の模様が隠れないようだとそろそろ使用限界という判断ができる。
また、タイヤは編摩耗していることもあるので見やすい外側だけでなく、前輪であればハンドルを切って内側も見ておきたい。
(内側は見た事が無かったです。
今度見てみます)
新品から時間の経ったタイヤのひび割れがパンクの原因となることもある。
ひび割れがあまりにひどい時は交換を考えた方がいいだろう。
ちなみに、タイヤの製造時期は側面に「2018年20週」であれば“2018”という形で表記されているので、製造から5年以上経ったタイヤなら残り溝があっても交換を考え始めた方がいい。
キズはトレッド面に釘やネジといった異物が刺さるのに加え、パーキングメーターなどで路肩に寄せた際に誤って付けてしまうことがある側面のキズも危ない。
キズのあるタイヤは早急に交換した方が無難だ。
(それはそうですけどね!
意外と高いので!
少しの傷なら乗ってしまいますね!
本当に危なそうな時は変えますけどね!)
タイヤのトレンド変化もパンクの遠因に
【2】タイヤパンク修理キットの使い方が分からない
JAFのロードサービスにおいて、タイヤトラブルによる出動件数が増えているのは、「タイヤパンク修理キットの使い方が分からなかったので、ロードサービスを頼んだ」というケースも考えられる。
(タイヤの交換は教えて貰いませんからね!
知らないのも当然ではないでしょうか?
そうゆう事も教習所で教える必要があるのではないでしょうか?)
パンクに限らず路上での作業は非常に危険なので、無理をせずロードサービスを頼むというのは正しい判断ではある。
ただ、それでも、乗っている車のタイヤ修理備品がスペアタイヤなのか、タイヤパンク修理キットなのかどうかは最低限把握しておきたい。
【3】扁平タイヤの増加でパンクに気づきにくくなってる
さらに、車の高性能化に伴い、ゴム部分が薄い50扁平以下の扁平タイヤが増えているという事情もある。
こうした扁平タイヤの場合、(エアボリュームが少ないため)目視ではパンクや空気圧低下に気づきにくく、しばらく走った後に「実はパンクしていた」というケースも考えられる。
それだけにエアゲージやタイヤを蹴っての空気圧の確認は重要だ。
(今の扁平タイヤは薄いですからね!
カッコイイけどね!)
◆ ◆ ◆
こうしてパンク急増の背景をつらつらと挙げてみるに、やはり最大の原因は車両メンテナンスへの関心低下につきるように思える。
車の燃費が全体的によくなってガソリンスタンドへ行く機会が減り、また自分で洗車するケースも少なくなって、愛車のタイヤの状況を気にかけたり、指摘される場面も実感として減ってきている(個人的にはスマホの普及が進んでJAFに連絡しやすくなっている、というのも大きい気がするが)。
一般道で昼間の場合、パンク→タイヤ交換でJAFを呼ぶと、作業代として11,020円かかる(会員は無料、タイヤ代別)。
なによりタイヤのパンクは命にかかわる重大なトラブルだ。
(タイヤは命ですよ!
タイヤ次第で車の性能が変わる位大事です。)
普段からのチェックを怠らないよう、注意と早めの対策を心がけたい。
(道具ではなく、物に愛着を持ちましょう!)
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