秋なので・・・本日は本の紹介。
最近新聞とか本屋さんでよく見かける

『犯人に告ぐ』



先日上巻を読み終えた時は少しだけ触れたけど、その後下巻も無事読み終えました。
上巻の終わりくらいからすご〜くおもしろくなって、下巻はあっという間。

映画「犯人に告ぐ」

も見ていたので、結論は知っていてもなぜか先を先を読みたくて・・・
あたし的にはかる〜く読めるというよりはずっしりと重い感じのお話でしたが、
文庫本と映画とは若干設定が違うので、その比較をしながら読んだらすんなり読めましたよ。
映画の主演がトヨエツ様（豊川悦司氏）だったのもあって、大ファンのあたしは
映画のシーンを思い浮かべながら読みました。

劇場型犯罪劇場型捜査

本の帯に書かれてます。
読んでいくとわかるのですが、ＴＶ番組に主役が出演するのが後半は中心です。
今ってＴＶで話題になる事件ってここぞっていろいろな番組、新聞、週刊誌等で
とりあげられて叩かれるって感じだけどその状況が細かく書かれているような気がします。
ちょっとフクザツな気分。
でもって、実際に現実でもありえるんではないかと一瞬カンチガイをしてしまうような気分になりました。

また、主役の職場での男臭い争いとかも
「あるあるぅ〜」
って感じ。
まっ、仕事嫌いのあたしにはわからない部分ですが・・・

話的には男性が好きそうだけど、ＴＶに主役が出演するところなんぞはワイドショー好きな女性
が読んでも楽しめるかと思います。

書店でも比較的目立つところにあったので、良かったら読んでみては？