2020年07月09日
涼宮ハルヒの講談師
講談師 マチ、ウツッテル?
毎日大切に…だったけど
振り返るとスーパー高速スピードで過ぎ去った
2018年の夏。
“平成最期の夏!”と言われても
だからとてどう特別に過ごせばいいのかわからないまま、ただただ猛暑に翻弄されながら終わっていったような気が。
昨夜は夏の間、都会を離れて暮らしていた友達家族と久しぶりの持ち寄りご飯。
それぞれが話したい事ありすぎて、
会話の渋滞延々と。
(最期まで話しきれた内容あったかな)
先週水曜日、
東海テレビ「スイッチ!」生放送が終わってから
スタッフ数人と訪れた名店居酒屋“大甚”。
ここでも確認したい話や共有したい話がありすぎて
「これで最期!」と何度ぬる燗を追加したか…。
さらにこの後、いなかった“スイッチ”メンバーから続々とラインが届き、水曜メンバーの繋がりをヒシヒシ感じたり。
(飲んでるのを知ってたかのようでびっくり)
畑時間では豪快な汗を経験!
(今年はハラペーニョがなかなか出来なくて悲しい)
鹿児島では仲間おススメの温泉を満喫。
地元の海はビキニになれる穴場スポット。
お素麺は三重の名産、大矢知の“金魚印”。
まだまだあんなこと、こんなことばかりを思い出してはニンマリ中で、
夏にやり残したことに気づけておりませんが
それでもそろそろ
秋に向かって進みたいと思います。
ありがとう、平成最期の夏。
さて、この後お昼0時15分からは
NHK-FM「」
ゲストに講談師、神田松之丞さん、
お笑い芸人・日本語学者、サンキュータツオさんをお迎えして、
「今こそ日本の話芸に親しむ」をテーマにお話を伺います。
お話上手なお三方を前に唸りっぱなしの時間となりました、ぜひお付き合いくださいませ!!
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こんにちは
あきです
先日、といってももう2週間以上も前ですが講談「マクベス夫人」をYouTube LIVEで聴くチャンスに恵まれました
最近話題の神田松之丞改めて神田伯山さんの名は存じ上げているものの、講談そのものが初めてで、初心者向け講座ということで少し前に申し込んであったのでした
会社主催で無料だったのも後押し笑
そもそも講談って何?ってところからです^^
簡単に説明されたところによると
@平安時代には見られた伝統芸能
A釈台を前に、張扇を使いながら話を読む芸
B史実に基づいた出来事や人物にフィクションの肉付け ⇔ 落語は題材そのものがフィクション、主に市井の人々が登場人物
ふむふむ
そして最近女性講談師が増えてきておりその男女比は逆転していると
しかし伝統的に男性講談師が担ってきた講談の演目には女性向きのものが少なく
新作が次々と生み出されているとのことでした
その題材はノンフィクションにとどまらず小説、アニメ、オペラまで…
ということでその日拝聴した講談は女性講談師 旭堂南明さんの「マクベス夫人」
シェークスピア作の「マクベス」を元に劇作家・演出家の工藤千夏氏の書き下ろした新作講談です
これが面白かった^^
まず、「マクベス」とは
というところからです
当方シェークスピアの4大悲劇の一つという知識しか持ち合わせておりませんでした
「リア王」は学校で習い、黒澤明監督がこれを題材にして「乱」を制作したことくらい?
「ハムレット」はなぜか子供の頃与えられた本にあり、でも暗い話で面白くないという印象しか残っておらず…
ジョン・エバレット・ミレイの「オフィーリア」の場面しか覚えてないかも?
「オセロー」は先日読んだ本 「ヨーロッパの中世を変えた女たち (福本秀子著)」で
十字軍によりできた4つの国の一つ、エルサレム王国がキプロス島に移り15世紀まで続き、「オセロー」の舞台となったと読み
ん?と思ったくらい
そう、主人公オセローはキプロス軍の将軍のムーア人なのでした
「マクベス」が一番馴染みがなく、主催者の丁寧な説明を聞きます
@予言
スコットランドの将軍マクベスは、国王ダンカンの命による戦いを勝利し、戦友バンクォーと共に嵐の荒野を進む
そこで3人の魔女に会い
「万歳、マクベス、コーダーの領主」
「万歳、マクベス、将来の国王」
との予言を受ける
とその時、やってきた使者によりマクベスがコーダーの領主に任命されたことを知る
Aダンカン王暗殺
魔女の予言を手紙で知ったマクベス夫人は、夫を王にすべく野心を募らせる
丁度その夜、ダンカン王がマクベスの城に泊まることに
夫人にそそのかされてマクベスはダンカン王を刺し殺す
Bバンクォー暗殺
ダンカン王の死をしった王子二人は国外逃亡
マクベスは王位に就くも
「バンクォーは国王にはならないが、国王を生み出す」と魔女に予言されていたことに不安を抱き
バンクォー暗殺
一緒にいたバンクォーの息子は難を逃れる
C幻影
マクベスはバンクォーの亡霊に怯え、洞窟の中で再度三人の魔女に予言を請う
D新たな予言
1)気を付けるのはスコットランド貴族のマクダフ
2)女の股から生まれたものにはマクベスは倒せない
3)マクベスは決して滅びはしない、かのバーナムの森の木がダンシネーンの丘に立つ彼に向かってくるまでは
Eマクダフの妻子暗殺
スコットランド貴族マクダフのイングランド亡命の知らせを受け、マクベスは残ったマグダフの妻子暗殺
マグダフはダンカン王の息子マルカム王子と、マクベス討伐を画策する一方
マクベス夫人は、夢遊病を病み自分の手についた王の血が消えないと怯えた挙句の自殺
F動く森
マグダフ、マルカム王子がスコットランドに攻め込む
兵力をくらますために、木の枝を身体に付け進むと「森が動いた」と報告される
G予言の成就
マクベスは女の股から生まれたものには負けないと戦うも
マグダフは「自分は母親の腹を割いて出てきた(帝王切開)」と答えマクベスを討ち取る
マルカム王子が新王に就き、幕を閉じる
なかなか・・・人が次々と殺され修羅場の連続、それも魔女の予言通りとは…悲劇そのものです
この中で、マクベス夫人は剣の腕は立つものの小心者の夫マクベスをけしかける悪妻として登場します
夫を使って自分の野望を達成しよう底意地の悪い奸計やら自らの罪に怯える様など女のいやぁ〜〜〜な部分満載!
を浮き彫りにするのがこの講談「マクベス夫人」
マクベス夫人側から立ってこの物語を語るのですから面白くないわけがない
もちろん、有名なセリフ
「きれいは汚い、汚いはきれい」
も印象深く講談師の口から何度も何度も詠われます
講談のリズムとシェークスピアの韻を踏んだ(日本語訳でも!)セリフの数々がこんなにもマッチするとはね^^
ちょっと新しい世界へ足を踏み入れた感覚でした(^-^)
マクベスは実在の人物
そして実際にはとても良識のある領民に好かれた人物だったそう
シェークスピアにより一躍後世にまでその名を残す人となってしまいましたが
こんな形とは…本人もトホホではないですかね〜〜^^
神田伯山氏の講談がYouTubeにあったので
なるほど、間の取り方や話の速さの塩梅、何より声の熱さ、凄みがこの人の魅力なのでしょうか
野球観戦には年数回行くも、プロ野球は全然興味ないので何の知識もなくでしたが
この熱気ある声にぐいぐいと惹き込まれました
今日のオヤツは京都比沙家のモンブラン♡
1号が池袋に出掛けたお土産に買ってきてくれました
右が求肥とメレンゲが入って、サクサクもっちりの舌触りの変化を楽しむモンブラン
左が紅茶風味の柔らかな土台にカシスなどのフルーツの酸味が楽しめるモンブラン
一緒に楽しみました^ ^
おまけ
今日の御夕飯
ポークソテー ナスとキノコのトマトソース
明日も良い1日になりますように♡
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posted by hanagatumaru at 11:40| 日記