2014年10月31日
ドル円が
すごいですね(^.^)
雇用統計よりすごい
[東京 31日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の110円後半だった。日銀が金融政策決定会合で追加緩和を決定したと伝わると、109円前半から一気に111円台まで上昇した。111円台は2008年1月2日以来で、約6年10カ月ぶりの高値となる。
この日は朝方から実需筋による月末・週末の取引が交錯して上値が重かったが、一方で短期筋のドル買いが相場を支援して下値も堅かった。ドルは109.30円台で推移していたが、午後2時前に日銀が決定会合で追加緩和を決定したと伝わると急騰。1円50銭を超える上昇となった。
朝方発表された9月全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は前年同月比プラス3.0%で市場予想と一致した。消費税率引き上げによる押し上げ分2%を差し引くと、プラス1.0%。市場の予想通りの結果となったことで、この時点での相場の反応は限定的だった。
<サプライズ>
多くの市場参加者にとって、日銀の追加緩和の決断はサプライズで「まったく織り込んでいなかった」(金融機関)という。野村証券の池田雄之輔チーフ為替ストラテジストは、今回の追加緩和は、消費税引き上げのために日銀が「なんでもするという決意を示したことに等しい」と指摘。その上で「決定会合で4人もの委員が反対していることは、今後の意見対立の火種を示唆し、日銀による財政ファイナンスの問題も取り上げられるだろう」と述べた。
今回の追加緩和について、市場からは「GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の円債売りに対するフォローかもしれない」(金融機関)との声も出ていた。
この日、ロイターは厚生労働省の独法評価委年金部会が、GPIFの運用改革案を大筋で了承したと報じた。国内債券は現在の60%から35%に大幅に引き下げる一方、国内株式は12%から25%に、外国債券は11%から15%に、外国株式は12%から25%へと大幅に引き上げられるもよう。複数の政府関係者が明らかにした。
雇用統計よりすごい
[東京 31日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の110円後半だった。日銀が金融政策決定会合で追加緩和を決定したと伝わると、109円前半から一気に111円台まで上昇した。111円台は2008年1月2日以来で、約6年10カ月ぶりの高値となる。
この日は朝方から実需筋による月末・週末の取引が交錯して上値が重かったが、一方で短期筋のドル買いが相場を支援して下値も堅かった。ドルは109.30円台で推移していたが、午後2時前に日銀が決定会合で追加緩和を決定したと伝わると急騰。1円50銭を超える上昇となった。
朝方発表された9月全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は前年同月比プラス3.0%で市場予想と一致した。消費税率引き上げによる押し上げ分2%を差し引くと、プラス1.0%。市場の予想通りの結果となったことで、この時点での相場の反応は限定的だった。
<サプライズ>
多くの市場参加者にとって、日銀の追加緩和の決断はサプライズで「まったく織り込んでいなかった」(金融機関)という。野村証券の池田雄之輔チーフ為替ストラテジストは、今回の追加緩和は、消費税引き上げのために日銀が「なんでもするという決意を示したことに等しい」と指摘。その上で「決定会合で4人もの委員が反対していることは、今後の意見対立の火種を示唆し、日銀による財政ファイナンスの問題も取り上げられるだろう」と述べた。
今回の追加緩和について、市場からは「GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の円債売りに対するフォローかもしれない」(金融機関)との声も出ていた。
この日、ロイターは厚生労働省の独法評価委年金部会が、GPIFの運用改革案を大筋で了承したと報じた。国内債券は現在の60%から35%に大幅に引き下げる一方、国内株式は12%から25%に、外国債券は11%から15%に、外国株式は12%から25%へと大幅に引き上げられるもよう。複数の政府関係者が明らかにした。
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