2015年03月26日
書評17. インターネット（1995年 村井 純著）
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村井 純 (著)・1995年
キーワード
：インターネットの本質 歴史 発展
想いおこしてみると、
インターネットというものの存在をはじめて
認知したのは、
小学校の時ではないかと思います。
当時、
学校の先生が、
「インターネットを利用して、
海外の美術品の画像などを見ることができて
驚いた。」
というような話を授業の中で話してくださり、
はじめてその存在をしりました。
その当時は、
インターネットといわれても、
何なのかは、はっきりとはわかりませんでしたが、
先生の話を聴き、
すごいものができているのだろうなあ と
漠然と感じました。
現在では、
スマートフォンをはじめ、
多くの方が、
インターネットの恩恵を
受けているのではないかと思います。
社会とインターネットの関係を
俯瞰してみてみると
インターネットを
もともと使っていない方にとっては、
実は、
今まで通りの生活をしていても、
大きな支障がでるというものではなく、
インターネットを使わなければ、
それはそれで、
生活に影響することは少ないのかもしれません。
ただ、
インターネットの様々なサービスを利用できることで、
新たな可能性や、
便利さを感じたりすることはあるのかもしれません。
今回取り上げさせせていただいている書籍は、
iTunes Uで、
慶応大学のインターネット関連の
講義を視聴していたところ、
著者の講義を偶然見たことが
きっかけとなっています。
それまで、
著者のことは知りませんでしたが、
講義を拝聴させていた抱く中で、
日本のインターネットの普及や発展に、
関わっている方だということを知りました。
しばらく時間が経ち、
本屋で、
本を探している際、
著者の書籍をみつけたため、
さっそく手にしてみることにしました。
今まで、
インターネットの仕組みなどに関連する書籍は、
読んでいたのですが、
この書籍では、
インターネットの仕組みの
発展スタイルや考え方、
日本などでのインターネット普及時の話など、
著者の体験をもとにした苦労話や、
インターネットの意味や本質に関連してくるであろう
ことがらにも触れられており、
とても参考になりました。
この書籍を読みながら、
インターネットと個人の視点について、
深く考えさせられるきっかけとなりました。
インターネットを利用して
個人として何ができるのか、何を提供できるのか？
を日々考えながら、
できることから始めていきたいと思います。
人によってはインターネットに対して、
抱く想いや、
（便利、使い方がわからないなど）
利用用途
（検索、エンターテイメント、
ネットショッピング、ネットビジネスなど）
などは違うかもしれません。
1995年に書かれた内容の本のようですが、
インターネットという存在の、
意味や、
本質などを
改めて考え直してみたい方の場合、
参考になる書籍ではないかと感じました。
普段何気なく利用している
インターネットについて、
立ち止まって、
その成り立ちや、本質、
意味を考えて見たい場合などに、
人によっては、
なにかしらの発見があるのかもしれません。
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