2015年01月02日
中山金杯 データ分析
データ分析
2015年の開幕を飾る伝統のハンデキャップ重賞「第64回 日刊スポーツ賞 中山金杯」
2015年の中央競馬は1月4日にスタートする。毎年最初の開催日に行われている東西の金杯(中山金杯、京都金杯)も1月4日に行われる。年明け早々ということもあり、中山競馬場はかなりの賑わいで盛り上がりそう。今回は過去10年のレース結果から、レースの傾向を読み取っていこう。
5歳から7歳の馬が中心
過去10年の年齢別成績を見てみると、3着以内馬の中心となっているのは「5歳」から「7歳」までの馬たち。それに対し、「4歳」馬は25頭が出走したが、優勝したのは2011年のコスモファントムだけで、2013年はジャスタウェイが単勝1番人気ながら3着に敗れている。また、「8歳以上」のベテラン勢も苦戦しており、2007年の2着馬アサカディフィート(9歳)を最後に、3着以内に入っていない
前走より負担重量が増えた馬が優勢
中山金杯は負担重量がハンデキャップで行われているが、前走と負担重量を比較して成績を調べてみると、前走より負担重量が増えた馬のほうが好成績となっている。なかでも、前走より「1〜1.5キロ」増加していた馬が5勝と好相性。逆に前走より負担重量が少なくなった馬は、延べ75頭が出走して、2勝2着3回と劣勢になっている。
前走との負担重量の比較別成績(過去10年)
前走との比較 成績 勝率 連対率 3着内率
2キロ以上増 1-0-0-2 33.3% 33.3% 33.3%
1〜1.5キロ増 5-2-1-8 31.3% 43.8% 50.0%
0.5キロ増 1-1-2-4 12.5% 25.0% 50.0%
増減なし 1-4-2-48 1.8% 9.1% 12.7%
0.5キロ減 0-0-0-5 0% 0% 0%
1〜1.5キロ減 0-1-3-32 0% 2.8% 11.1%
2〜2.5キロ減 1-2-1-8 8.3% 25.0% 33.3%
3キロ以上減 1-0-1-20 4.5% 4.5% 9.1%
2キロ以上増 1-0-0-2 33.3% 33.3% 33.3%
1〜1.5キロ増 5-2-1-8 31.3% 43.8% 50.0%
0.5キロ増 1-1-2-4 12.5% 25.0% 50.0%
増減なし 1-4-2-48 1.8% 9.1% 12.7%
0.5キロ減 0-0-0-5 0% 0% 0%
1〜1.5キロ減 0-1-3-32 0% 2.8% 11.1%
2〜2.5キロ減 1-2-1-8 8.3% 25.0% 33.3%
3キロ以上減 1-0-1-20 4.5% 4.5% 9.1%
前走の成績に要注目
過去10年の中山金杯では、「前走が前年の12月で、2着以下に敗れていた」という馬が毎年1頭だけ連対している。
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