パチンコとの訣別

静岡市駿河区内にこじんまりとした古本屋がある。



なんでも一般書籍オール１００円、写真集オール３００円。

ここで商品の仕入れをさせてもらったことも少なくない。

先日、いつものとおり仕入れをさせてもらうために店の敷居を跨いだ。

開口一番、やる気のないオーラ全開の店主のオヤジがおいらに

「あんたが〈店に）来たあと、いつも本棚がぐちゃぐちゃだよ。」

なんて抜かしやがった。

あのなあ、おいらは一応は客なんだ。

客を捕まえて「あんた」って言い草はないんじゃないのか？

でも今後の仕入れ活動に支障を来たしてはまずいと判断したおいら、とりあえず形だけの謝罪。

早速愛機ｉＰｈｏｎｅ４Ｓを片手に在庫をチェック。

１冊、美味しい写真集があったので仕入れた。

帰り際、やる気のない、清潔感のない店主がおいらに

「せどりやってんでしょ？

どれくらい（の粗利）でやっているの？

おれもＡｍａｚｏｎに出店しているんだけど（相場を調べるのが）、面倒くさくなっちゃったんだ。」

あのなあ、それをリサーチするのがプロってもんだろうが・・・。

「写真集、在庫たくさんあるんだけど。（＝買い取って欲しい。）」

なんて抜かす。

だったらモノを見せてみろ。

買う買わないはそれからだ。

本当は直接言ってやればよかったと後悔しているが、この店には文句もたくさんある。

まずひとつ。

店の中が汚い。

売り場は敷居を跨いだ直後の僅かなスペース。

あとは店の奥に在庫？が山積みになっている。

店の中くらい整理整頓しなさい。

二つ目。

商品の陳列がなっていない。

普通、本は立てた状態で陳列する。

しかしここは写真集は本棚に寝かせて陳列する。

そんなやり方してるから本の配置だって狂うわな。

三つ目。

ホームページまで作って商売しているならば、商品のリサーチぐらいしやがれ。

それが面倒くさいならば、在庫の商品全てを店頭に放出。

おいらのようなせどりを趣味としている人間に還元しろってんだ。

というわけで、この古本屋はせどりそのものは禁止していないが、せどり行為を快く思っていないようだ。

静岡市、もしくは周辺にお住まいのせどりを趣味にしている皆さん、よほど気が向いたらこの店を探してみてください。

開店直後から閉店寸前までせどりされた日には店主が苛立つことこの上ないでしょう。