楽しく楽しくやさしくね

なんだか久しぶりにパソコンに向かってます。

3月11日オレは福島の問題のある場所で仕事してました。
ちょうど2号機と3号機の辺りで…

すごい地鳴りがしたと思ったら、グラグラと地面が揺れそれは立っているが困難
な感じがしたんだ。

大津波警報が発令されたと放送があって高台にみんなで逃げた。
作業員などの安全を確認していたら、津波がきたとの知らせがあった。

高台からみたその景色は絶望を予感させていた。

普段なら20分もかからない帰宅のその道中はすさまし出来事の連続。
実際住んでいたアパートメントには4時間以上かかって帰宅。

しかし、オレの部屋はグチャグチャになって足の踏み場もなかった。
近くの町役場で１夜も過ごす。

次の日の朝、とりあえずすぐに仕事に戻るだろうなんてあまい考えで５日分の
下着だけをアパートメントから持ち出し避難場所へ…
全然動かない移動の道中、ラジヲからは１号機の爆発のニュース。
だけどもう後には戻れない。
しかもやっと着いた避難所はすでに満ぱい。

オレ１人どうにかなるだろうと道を進んで夜には福島市内に。
車で２晩目。いよいよ燃料も乏しくなりエンジンを切って車中泊。

寒くていられず、車を走らせた。もう家に帰ろう。

夜中に国道４号線を一路関東へ。

４号線は走りなれた道だから不安はなかった。
逃げた…
現地の人の事を考えるとまだ帰る家があるという事がオレの逃げた感を大きくした。

あれから３カ月。富山県、北海道、福島、仙台と仕事に追われる日々。
あっという間だけどなんだか長い気がするそんなところ。

オレの状況もすっかり変わってしまった。

ちゃんと話せるようになったらここでまた書こう。