2018年02月24日
無事退院・いま癌で泣いている方へ
肝臓辺りに転移した平滑筋肉腫の摘出手術が終わり、無事退院の日を迎えました。一度目の退院は、術後の体調も悪く初めての手術と長期入院でへとへとになっての退院でした。
二度目の退院は、一度目と同じく術後の吐き気、体調の悪さに加え癌と告知されたので精神的な辛さがひどく、毎日ベットで泣いていて、心身ともに最悪の退院でした。
今回三度目の退院。びっくりしたのは術後の体調の良さ。前回の事を考慮して痛み止めを変えたのもあると思いますが、気持ちの違いも大きかったと思います。
なぜか、今回は術後はそれほど悪くないんじゃないかな?と思って、良いイメージを持って手術に望みました。そして、荷物を整えて思ったこと。
「もう来ません。最後の入院、
お世話になりました!」
病室を振り返りそう心でつぶやきました。検診で病院に来ることはあっても、入院は最後!前向きに思えるようになっていました。
この1年、本当につらかった。ずっと、ネガティブな事ばかり考えて、このまま鬱になるんじゃないかと心配になったこともありました。でも、人間って本当に強い!どんなにつらい事があっても時間が必ず解決してくれます。
いま、癌で毎日泣いている方も、必ず泣き止む日が来ます。つらくてもお腹はすくし、そのうちに面白い事があればプッと吹き出す。人間って誰にでも心を治癒する能力が備わっていると思っています。でも、焦らないでくださいね。ゆっくりでいいと思います。
そんな日は永遠に来ないんじゃないかと思っていた私からのメッセージです。