2017年06月26日
これが東大理3の親
息子を東大合格させた母「私は安倍総理のSPと一緒」
子どもを難関大学に合格させるために、親はどんなサポートをすればいいのか。
勉強部屋はつくらずリビングに4人分の勉強机を並べて、3人の息子を灘中・高等学校から東京大学医学部(理科V類)に合格させた母がいる。奈良県に住む佐藤亮子さん。高2の長女(17)も現在、東大理Vを目指して勉強中だ。
子どもたちは決してガリ勉タイプではない。中学、高校では部活動も楽しんだ。だがその裏で亮子さんが物事に優先順位をつけ、とことん面倒を見た。家の手伝いも学校の準備も、一切させなかった。
「家事の習得はいつでもできますが、勉強は頭の柔らかいうちのほうがより多く吸収できます。だから勉強する時間のほうを優先させてきました」
テレビは見せず、3歳までに1万冊の絵本を読み聞かせ、1万曲の歌を歌って聞かせた。言語能力は思考力に直結するからだ。加えて亮子さんは、「小学校6年までの勉強が人生の根幹をなす」として、1歳から公文式教室に通わせて「国語と算数」を先取りし、4年生から「理科、社会」を補強するために受験塾の浜学園に通わせた。
初めから中学受験を目指していたわけではない。
「灘中がどこにあるのかも知りませんでした。小学5年の子が夜10時に塾から帰宅するなんて遅すぎると思い、受験用の算数の講座はやめたらどうかと長男に言ったほどです。ところが息子は『やめたくない。楽しいんだ!』と興奮気味に言い、そこからわが家の本格的な中学受験が始まりました」
個性の異なる4人の子どもたち一人ひとりの模試や宿題に目を通し、弱点を見つけ“具体的な解決法”を編み出したのも亮子さん。三男が灘中の算数の過去問で伸び悩んだとき、たどり着いたのは「筆圧」だった。
「灘中の算数はスピードが要求されます。三男は筆圧が強く、書くスピードが遅かった。消しゴムで消した文字跡がケアレスミスを誘発してもいた。筆圧を矯正して、成績を上げました」
子どもを難関大学に合格させるために、親はどんなサポートをすればいいのか。
勉強部屋はつくらずリビングに4人分の勉強机を並べて、3人の息子を灘中・高等学校から東京大学医学部(理科V類)に合格させた母がいる。奈良県に住む佐藤亮子さん。高2の長女(17)も現在、東大理Vを目指して勉強中だ。
子どもたちは決してガリ勉タイプではない。中学、高校では部活動も楽しんだ。だがその裏で亮子さんが物事に優先順位をつけ、とことん面倒を見た。家の手伝いも学校の準備も、一切させなかった。
「家事の習得はいつでもできますが、勉強は頭の柔らかいうちのほうがより多く吸収できます。だから勉強する時間のほうを優先させてきました」
テレビは見せず、3歳までに1万冊の絵本を読み聞かせ、1万曲の歌を歌って聞かせた。言語能力は思考力に直結するからだ。加えて亮子さんは、「小学校6年までの勉強が人生の根幹をなす」として、1歳から公文式教室に通わせて「国語と算数」を先取りし、4年生から「理科、社会」を補強するために受験塾の浜学園に通わせた。
初めから中学受験を目指していたわけではない。
「灘中がどこにあるのかも知りませんでした。小学5年の子が夜10時に塾から帰宅するなんて遅すぎると思い、受験用の算数の講座はやめたらどうかと長男に言ったほどです。ところが息子は『やめたくない。楽しいんだ!』と興奮気味に言い、そこからわが家の本格的な中学受験が始まりました」
個性の異なる4人の子どもたち一人ひとりの模試や宿題に目を通し、弱点を見つけ“具体的な解決法”を編み出したのも亮子さん。三男が灘中の算数の過去問で伸び悩んだとき、たどり着いたのは「筆圧」だった。
「灘中の算数はスピードが要求されます。三男は筆圧が強く、書くスピードが遅かった。消しゴムで消した文字跡がケアレスミスを誘発してもいた。筆圧を矯正して、成績を上げました」
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