2023年10月03日
2023年10月3日の東京株式市場で日経平均株価は4日続落
2023年10月3日の東京株式市場で日経平均株価は4日続落し、前日比521円94銭(1.64%)安の3万1237円94銭で終えました。終値では6月1日以来、4カ月ぶりの安値となりました。
下落の背景には、米国の金融引き締めによる景気後退懸念が根強く残っていることが挙げられます。2日の米株式市場では、ダウ工業株30種平均が約4カ月ぶりの安値で終えたほか、10年債利回りが2007年来の高水準に上昇しました。
日本でも、日米長期金利の上昇や景気後退懸念を受けて、日経平均は151円91円安からスタートしました。香港株の大幅下落も重しになり、前場に一時500円近く下落しました。
時間外取引の米10年債利回りが強含み、米株価指数先物が失速したことで、後場は一段安となりました。日経平均は取引後半には31157円まで下落し、そのまま安値圏で終えました。
セクター別では、鉱業、石油・石炭製品、非鉄金属を筆頭に全面安となりました。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の90%、対して値上がり銘柄は9%でした。
今後の株式市場は、米国の金融引き締めや中国の経済動向など、海外要因に左右される展開が予想されます。また、国内では、消費税率の引き上げや円安による輸入物価高騰など、景気への下押し圧力が強まっています。
日経平均は、今後も下落基調が続く可能性があり、投資家は注意が必要です。
タグ:株式投資
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