ふれ幅180°　日々是好日

久しぶりに

東日本大震災関係。

仮設住宅が

あちらこちらに作られ

何十、何百戸数と建てられる広い場所だけでなく

十数戸くらいしか建てられない場所にも建てられています。

利便性の良いところが結構多いですね。

被災者の方たちのことを

現実的に考えて利便性のよいところに建てられた

のだと思います（というか思いたい）


結構前から

「仮設住宅が余っている」

と言う話を

”余っている”地域の方から聞いていました。

いち早く動いてくれたのに

入居希望者がいない・・・。

理由は

「不便だから」

いち早く動ける地域は

仮設住宅を建てる土地があった地域

すなわち

〈分かりやすく言えば）田舎のほう

なのです。

車を持ち出せた避難民の方はあまりいません。

それなのに

１時間に電車が１本

の所に住んでは不便ですし

農家が多い地域で職を探すというのも現実的ではありません。


別の山間の町では

「冬を暮らせるのだろうか」

という理由があるそうです。

被災地は雪の少ない海岸沿い

雪かき・雪下ろしが必須の町で

暮らしていけるのだろうか

　出来ることなら

　　生活していた環境に似ているところに

　　　生まれた土地に近いところに

　　　　行けないだろうか

と思い、入居に踏み切れない気持ちは

分かるような気がします。


早く動いた市町村の方の気持ちが

とっても素晴らしいと言うことは

間違いありませんが

的確に手を差し出すって

難しいですね。。。