2020年07月05日
『おとうふやさん』飯野まき
「えほん、1万さつ、よみたいな」とこどもが言いました。
こどもといっしょに、1万冊、読みたいな。
2020年2月スタート。少しずつ、日々の絵本記録を更新します。
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『おとうふやさん』飯野まき
お野菜はやおやさん、お魚はさかなやさん、お豆腐はおとうふやさん。
商店街が身近にあったころは、それぞれの目利きの人や職人さんが目の前で食材や日用品を売っていました。
商店街じゃなくても、おとうふやさんは独特の笛の音とともに、自転車で売りに来ていたこともあった。
最近、うちのまわりにはおとうふやさんの自転車は来なくなってしまいました。
おとうふがお水にちゃぷんと浮かんで売られているのを、見る機会も減りました。
とはいえ、おとうふは身近な食材のまま。
ひややっこ、がんもの煮物、お味噌汁にはお豆腐と油あげ。おとうふやさんの食材は今もこどもにとって大好きなままです。
男の子・みっちゃんは、商店街のおとうふやさんのおじさんとおばさんに早朝に見においでと誘われます。
絵本を読みながら、男の子と同じ視線でおとうふづくりやおじさん、おばさんの仕事ぶりを楽しく、驚きながら体験できます。
味のある絵もすてきです。
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商店街の豆腐屋さんで、大豆がいっぱい入った桶を見つけたみっちゃん。翌日、朝早くから、豆腐屋さんで豆腐作りを見学させてもらうことになりました。水でもどした大豆をすりつぶし、煮て、漉して出来た豆乳ににがりを混ぜて、型に入れ、水気を抜く、という工程を経て、ようやく豆腐が出来上がります。大豆がどうやって豆腐へと変身するのか、丁寧に描いた作品です。あぶらあげやあつあげ、がんもどきの出来るまでもわかります。(Amazon 商品ページより)
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