2015年09月11日
国際債権団、10月のギリシャ改革状況審査後に債務再編協議へ
ユーロ圏当局者によると、ギリシャの国際債権団は第3次金融支援をめぐり同国と締結した覚書(MOU)に基づく改革が実行されているかどうかの最初の審査を10月に行った後、ギリシャの債務再編に向けた協議を始める見通し。
ユーロ圏財務相は12日、欧州連合(EU)議長国のルクセンブルクで非公式会合を開き、総額860億ユーロ(968億ドル)の支援と引き換えにギリシャが約束した改革に向けた準備作業について話し合う。
ルクセンブルクのグラメーニャ財務相はロイターの取材に対し、今月20日のギリシャ総選挙が終わるまでは改革の実行状況に関する審査は行えないと説明。
10月の審査を終えた後、負担が大きすぎるとされるギリシャの債務の再編に関する協議が必要になるとの見解を示し、その方法をめぐっては意見の食い違いがあると述べた。
ただ、この債務再編協議で、過去2度の支援でユーロ圏政府がギリシャに行った融資の元本放棄が話し合われる可能性はないと明言した。
第1次支援が始まった2010年以降のギリシャのユーロ圏諸国に対する債務残高は1968億ユーロに上る。
ユーロ圏財務相は12日、欧州連合(EU)議長国のルクセンブルクで非公式会合を開き、総額860億ユーロ(968億ドル)の支援と引き換えにギリシャが約束した改革に向けた準備作業について話し合う。
ルクセンブルクのグラメーニャ財務相はロイターの取材に対し、今月20日のギリシャ総選挙が終わるまでは改革の実行状況に関する審査は行えないと説明。
10月の審査を終えた後、負担が大きすぎるとされるギリシャの債務の再編に関する協議が必要になるとの見解を示し、その方法をめぐっては意見の食い違いがあると述べた。
ただ、この債務再編協議で、過去2度の支援でユーロ圏政府がギリシャに行った融資の元本放棄が話し合われる可能性はないと明言した。
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