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2015年10月03日

真央ちゃん完全復活  ジャパンオープンで自己ベストに迫る 

フィギュアスケート・ジャパンオープンがさいたまスーパーアリーナで開催された。

元世界女王の浅田真央ちゃん(25)=中京大=が14年3月の世界選手権女子フリー以来553日ぶりに競技の舞台での演技を披露した。

オペラ「蝶々夫人」に乗せて氷上を舞い、冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷するなど完全復活の演技を見せた。
得点はフリーの自己ベスト142・71に迫る141・70点だった。

真央ちゃんは着物をイメージしたあでやかな紫色の衣装で登場。
客席に無数の日の丸が掲げられる中、冒頭の3回転半を着氷させると、大きな拍手が場内からわき上がった。

その後はコンビネーションジャンプの後半で、予定よりも回転が少なくなる場面はあったが、大きなミスはなく演技を終えた。
胸に手を当て、ほっとしたような表情を見せた真央ちゃんを、観衆は約25秒間のスタンディングオベーションで迎えた。

6分間練習から、浅田の復帰を待ち焦がれる観衆からは「真央ちゃん」、「頑張れ!」と歓声が飛んだ。練習時間の最後にはトリプルアクセルを成功させ、本番に臨んだ。

前日の練習ではトリプルアクセルを3度跳び、3度成功させていた。「ソチのシーズンよりもいいアクセルが跳べてる。今は自分の中で特別なジャンプととらえることなくきてる」と真央ちゃんは自信を深めていた。

この大会はフリーのみを滑って日本、欧州、北米の3地域で争う団体戦。

完全復活を果たした真央ちゃん、今後は自己ベストを超える演技を見せてほしい。





posted by ふみ at 15:49 | スポーツ
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