2015年09月27日
王者高山勝成8回TKO 大みそか統一戦か
王者・高山勝成(32)=仲里=が8回1分20秒TKOで、同級10位の挑戦者・原隆二(25)=大橋=を下し、2度目の防衛に成功した。
昨年大みそかにIBF・WBO世界同級決定戦で大平剛(花形)を7回TKOで下し、日本初の4団体制覇を成し遂げた高山はIBF王座のみを保持して、今回が2度目の防衛戦。
2回に原の右クロス、左フックをもらい、3回には偶然のバッティングで左まぶたの古傷から大流血するなど序盤の流れは良くなかった。
しかし4回、猛然とラッシュに出て原をロープ際に追い込む。その後は左ボディーブローを効果的に使い、原をじわじわと消耗させていった。
7回終盤に左ボディーからの連打でダウン寸前に追い込むと、8回は開始から止まらぬ連打。1分20秒、原がグロッキーになったところで、ついに主審が試合をストップした。
「原選手は最後まで向かってきていいもの見せてもらいました。ありがとうございます」と挑戦者をたたえた王者。32歳となっても驚異のスタミナは健在だ。
現在、愛知・菊華高2年生でもある“現役高校生王者”の高山は「秋の行事に参加したい」と激闘直後とは思えない余裕を見せた。
そして、リング上から「田中君どこにいるの?」と、WBO世界同級王者・田中恒成(畑中)に呼びかけると、リングサイドで観戦していた田中が立ち上がってリングイン。
まず高山が「いつか戦えたらいいね」と声をかけると、田中は「12月31日、愛知県体育館で試合をするので高山選手と戦いたい」と直接オファー。
「僕もやりたい」と高山も真っ向から返し、大みそか統一戦の機運が一気に高まった。
敗れた原は静岡・飛龍高で高校王者となった後、日本中央競馬会競馬学校に入学したが、ボクシングへの情熱を捨てきれずリングへ“復帰”。
2010年2月にプロデビューし、日本、東洋太平洋王座を獲得して21戦目で世界初挑戦のチャンスをつかんだが、奮闘及ばなかった。
高山の通算戦績は38戦30勝(12KO)7敗1NC。原は21戦19勝(11KO)2敗。
昨年大みそかにIBF・WBO世界同級決定戦で大平剛(花形)を7回TKOで下し、日本初の4団体制覇を成し遂げた高山はIBF王座のみを保持して、今回が2度目の防衛戦。
2回に原の右クロス、左フックをもらい、3回には偶然のバッティングで左まぶたの古傷から大流血するなど序盤の流れは良くなかった。
しかし4回、猛然とラッシュに出て原をロープ際に追い込む。その後は左ボディーブローを効果的に使い、原をじわじわと消耗させていった。
7回終盤に左ボディーからの連打でダウン寸前に追い込むと、8回は開始から止まらぬ連打。1分20秒、原がグロッキーになったところで、ついに主審が試合をストップした。
「原選手は最後まで向かってきていいもの見せてもらいました。ありがとうございます」と挑戦者をたたえた王者。32歳となっても驚異のスタミナは健在だ。
現在、愛知・菊華高2年生でもある“現役高校生王者”の高山は「秋の行事に参加したい」と激闘直後とは思えない余裕を見せた。
そして、リング上から「田中君どこにいるの?」と、WBO世界同級王者・田中恒成(畑中)に呼びかけると、リングサイドで観戦していた田中が立ち上がってリングイン。
まず高山が「いつか戦えたらいいね」と声をかけると、田中は「12月31日、愛知県体育館で試合をするので高山選手と戦いたい」と直接オファー。
「僕もやりたい」と高山も真っ向から返し、大みそか統一戦の機運が一気に高まった。
敗れた原は静岡・飛龍高で高校王者となった後、日本中央競馬会競馬学校に入学したが、ボクシングへの情熱を捨てきれずリングへ“復帰”。
2010年2月にプロデビューし、日本、東洋太平洋王座を獲得して21戦目で世界初挑戦のチャンスをつかんだが、奮闘及ばなかった。
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